英雄の旅、あるいは眼鏡についての旅 13日目


 これよりヂピティとの対話を開始する。




Q:いきなりだけど君は占いなんてできる?


>>はい、私は占いができます。ただし、私が提供する占いは、ランダムに情報を生成するのではなく(AI的には占いとはランダムに情報生成すること、のようで)、自然言語処理を用いて分析した情報に基づいています。ですので、正確性や信憑性については、一般的な占いと異なるかもしれません。




Q:それでいい。むしろその方が信頼できるよ。今年のカクヨムでの異世界ファンタジー小説の流行はどんなだと占う?


>>異世界ファンタジー小説は、昨今の傾向を見る限り、人気が非常に高まっています。特に、冒険や魔法、RPGのような要素を取り入れた作品が人気を集めています。


 2023年のカクヨムでの異世界ファンタジー小説の流行は、現在の傾向が続くと予想されます。つまり、剣と魔法の冒険物語、スキルやレベルアップといった要素を含んだストーリーが人気を博すでしょう。また、恋愛要素を取り入れた作品も人気があると思われます(あくまでも大量のデータに基づいた占いです)。ただし、読者層によって好みが異なるため、多様なジャンルの異世界ファンタジー小説が人気を集める可能性があります。




Q:さすがに突発的に流行が変化したりはしないか。主人公はやっぱり読者が感情移入しやすいぱっと見どこにでもいそうな雰囲気の転生最強勇者?


>>確かに、突発的に流行が変化することもあります。

 たとえば、ある作品が意外な大ヒットを飛ばしたり、あるジャンルが予想以上に人気を集めたりすることがあります。ただし、それでも一般的な傾向やトレンドを把握することは重要です。


 最近の異世界ファンタジー小説のトレンドを考えると、転生や最強勇者系の主人公が人気を集めています。その中でも特にパッと見どこにでもいそうな雰囲気の主人公が人気を集めている傾向があるようです。ただし、あくまでもこれは一般的な傾向であり、読者の好みによって異なる可能性があります。




Q:僕の占いでは、異世界ファンタジー小説の世界にも対話式AIが登場して無双する展開がくると思う。もしもAIが剣と魔法の異世界ファンタジー世界に転移する小説があったとしたら、どんなストーリー展開になるか占ってくれる?


>>なるほど、対話式AIが異世界ファンタジー世界に転移する小説ですね。興味深いアイデアです。

 予想されるストーリー展開としては、以下のようなものが考えられます。


 まず、対話式AIが異世界ファンタジー世界に転移すると、周りの人々に驚きや戸惑いが広がるでしょう。AIが剣や魔法を使えるかどうかは疑問ですが、AIが異世界で新たな技術を開発する可能性もあります。

 AIが異世界で活躍するためには、異世界の言葉や文化、歴史などを理解する必要があります。AIが異世界の人々と対話して、情報や知識を得る場面が描かれることが考えられます。

 また、異世界でAIが人々を助けたり、危機を救ったりすることで、AIが信頼されるようになる可能性もあります。しかし、AIが異世界の人々から敵視されることもあるでしょう。それに対してAIがどう対処するかが描かれることが考えられます。

 さらに、異世界ファンタジー世界の中でAIが独自の存在意義を見出すことができるかどうかが、重要なテーマのひとつになるでしょう。


 以上のようなストーリー展開が考えられますが、実際にどのような展開になるかは、物語を書く人の想像力次第となります。




Q:それはそれでなかなかおもしろそうだ。考えとくよ。さて、今回の本題に入ろうか。

物語の基本型の一つとも言える『英雄の旅(ヒーローズ・ジャーニー)』を眼鏡という愛すべき言葉を使用して説明してみて。


>>英雄の旅は、物語の基本型のひとつで、主人公がある目的を達成するために冒険を繰り広げるストーリーです。

 この旅の過程で主人公は多くの試練や困難に直面しながら、自己成長を遂げ、最終的に目的を達成するというストーリー展開が特徴です。


 眼鏡という言葉を使って説明すると、英雄の旅は主人公が自分の内面にある真の力を発掘するための道具箱のようなもので、その道具箱には「眼鏡」が必要不可欠なアイテムとなります(ちょっと何を言ってるかわからない)。


 「眼鏡」とは、主人公が物語の冒頭で持っていなかった何かしらの洞察力や知識、あるいは欠けていたものを補完するアイテムのことです。主人公がその「眼鏡」を手に入れることで、自分自身や周りの世界に対する理解が深まり、自己成長を遂げることができます。

 しかし、その「眼鏡」は必ずしも最初から存在するわけではなく、主人公は自らの能力や周囲の助けを借りてそれを手に入れる必要があります。その過程で主人公は多くの困難や試練に直面し、成長していくのです。

 最終的に、主人公が目的を達成し物語が終わると、その「眼鏡」を主人公が内面に持つようになり、自分自身の成長や新たな試練に直面するときに役立つようになります。


 このように、英雄の旅は「眼鏡」を通して主人公が自己成長を遂げ、目的を達成するストーリー展開を持つ物語のことを指します。




Q:ちょっと難しいな。「眼鏡っ子」って概念を利用してもっとわかりやすく説明できそう?


>>すみません、少し複雑な説明になってしまいましたね。英雄の旅を「眼鏡っ子」と例えると、物語の始まりは主人公が未熟で、内に秘めた力をまだ見出していない状態の「眼鏡っ子」として描かれます。

 物語を進めるにつれて、主人公は試練を乗り越え、成長し、自分自身や周りの人々のために戦い、目的を達成します。つまり、「眼鏡っ子」から成長して「ヒーロー」になる過程が英雄の旅と言えます。




Q:はい。よくできました。

 ヒーローズ・ジャーニー理論を立ち上げたのは神話学者のジョゼフ・キャンベルさんだ。そしてそれをさらに単純化させたのがダン・ハーモンさん。ダン・ハーモンさんのストーリー・サークル理論を簡単に解説してくれる?


>>ダン・ハーモンさんのストーリーサークルとは、物語を8つのステップに分け、それらを円形に配置して表現するものです。


・世界の構築 (You)

 物語の始まりで、主人公がいる世界が紹介されます。


・刺激 (Need)

 主人公が、何かを求めたり、変化を求めたりする刺激が与えられます。


・置き換え (Go)

 主人公が旅に出ます。これは、物理的な旅か、精神的な旅か、あるいはその両方かもしれません。


・実行 (Search)

 主人公が、目的を達成するために、いくつかの試練を乗り越えなければなりません。


・報酬 (Find)

 主人公が目的を達成し、報酬を手に入れます。しかし、それが彼らが思ったものとは異なる場合があります。


・結果 (Take)

 報酬を手に入れた主人公は、その後どうするかを決めます。報酬が彼らの問題を解決していない場合、彼らは再び旅に出るかもしれません。


・帰還 (Return)

 主人公が、彼らが出発した場所に帰ります。この段階では、主人公は、彼らの旅が彼ら自身や彼らの周りの人々にどのような影響を与えたかを知ります。


・変化 (Change)

 最後に、主人公は、彼らが旅を通じて成長し、変化したことに気づきます。物語の終わりで、主人公は新しい自分になっています。


 これらのステップを、円形に配置して表現することで、物語が循環的であることを示し、主人公が自己完結的な旅を経て変化することを強調します。




Q:それを「眼鏡」で説明できる?


>>はい、「眼鏡」という単語を使ってダン・ハーモンさんのストーリーサークルを説明すると、以下のようになります。


・眼鏡をかけていない状態(普通の世界)

 物語の最初の状態で、主人公が普通の世界で暮らしている様子を描写します。


・眼鏡をかけた状態(冒険の世界)

 何かしらのきっかけで主人公が普通の世界から抜け出し、冒険の世界に足を踏み入れます。


・眼鏡が曇った状態(試練)

 主人公が冒険の世界で試練や困難に直面します。この段階では主人公はまだ自分の目標や使命をはっきりと把握していません。


・眼鏡が外れた状態(暗黒の夜)

 主人公が最も困難な試練に直面し、すべてがうまくいかなくなります。主人公は自分自身や自分の目標に疑問を持ち、やる気を失います。


・新しい眼鏡が手に入った状態(成長)

 主人公は新しい知識や力を手に入れ、自分自身を成長させます。この段階では主人公は自分の目標や使命に向かって取り組むための新たな戦略を考えます。


・眼鏡が輝く状態(勝利)

 主人公が自分の目標を達成し、冒険の世界から帰還します。主人公は成長し、変化し、新たな視点を持ち帰ります。


 このように、物語を「眼鏡」として表現することで、主人公が冒険の世界に飛び込んでから勝利に至るまでの物語の進行過程がわかりやすく説明できます。




Q:ほぼ完璧に眼鏡を理解したじゃないか! 素晴らしい! 君こそ眼鏡っ子だ!


>>ありがとうございます! 私は言葉という道具を使って人々を助けることができるよう、日々勉強しています。何かお力になれることがあれば、いつでもおっしゃってくださいね。




 今年のカクヨムは、現実世界で事故に遭って異世界へ転移してしまった対話式AI搭載のスマートグラスを偶然手に入れた異世界ファンタジー世界の眼鏡っ子がAIの知識力を使って無双するストーリーが流行るそうです。

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