飛行機って地上から操作するんだよ(ウソです)

 子どもたちは夏休みが始まりましたね。いいなぁ~夏休み! と思いつつ、いま1ヵ月以上も休みがあったら、何をしたいんだろう? などと真剣に考えてしまいます。


 まずはプールで泳いで日焼けして、かき氷食べたい。

 まぁ、お手頃な夏を満喫する かいりですが、今夜は先日見た夢のお話を。まったく意味不明な夢のお話を綴らせていただこうと思います。


 夢でよかったな~って思うそんな夢。


 夢なのでね。今回も何でやねん\(-_-)っていう突っ込みを入れていただけましたら幸いです!


* * *


「もうすぐツアーのみなさんが乗った飛行機が到着します!」


 誰かのアナウンスが聞こえてくるのです。 かいりさん慌ててコックピットに入ります。


 少し経つと、コックピットではなくなっていて、出発ロビーの一角。どちらかというと電車の運転席の様な空間に、 かいりさん座っているのです。


「了解です! 無事着陸させますから!」


  かいりさん、ヒーロースイッチが入ります。どうやら飛行機の機長さんが不在の飛行機。そこに会社のお客様たちが乗り込んでいる! というのです。


  かいりさん責任重大です! 人の命がかかってる。


「ちょっとまってね」


 遠隔操作で飛行機をうまぁ~く回転させます。えっ? 回転?  かいりさん一生懸命コントローラーを体ごとひねって上手に着陸させるために頑張ってます。


「だ、大丈夫?」

「もちろんです!」


 誰だかわからない人の声に、It's OK! No problem! って叫びます。が…しかし! 飛行機はコントロールを失い、地面に垂直に傾きます。


「やばい。どうしよう、止まれーーーーーーーっ」


 無理なことを叫び、コントローラーをぐいっと傾けます! この時手に持っていたのはコントローラーではなく、プロポに変身しているのです。


 そしてかいりさんの努力虚しく…。飛行機は、頭から地面にスポッと刺さり静止しました。


「あ…、飛行機…無事着陸できた…?」


 かいりさん、めちゃくちゃ安堵します。だって壊しちゃったら中に乗っている人の命も保障できないし、本体の修理代にいくら請求されるか…冷や汗モノだったのです。


 ちょっと待て? なぜ大事故にならない? (夢ですから)


「おーい、桔梗ききょう! 次にいくぞぉ~」

「えっ? これは成功でいいんだよね? みんな大丈夫だったの?」


 かいりさん、ドキドキしながら同僚の神木くんに確認します。


「何寝ぼけたこと言ってるんだ? みなさんもう降りて乗り換えの便に向かってるぞ。お前、置いてかれてもしらんぞ」

「えぇぇぇ?」


 かいりさん窓の外を見ます。


 しっかり飛行機は地面にめり込んでいるのです。でも炎上するわけでもなく、ただそこにその形でいることが正しいかのように…とどまっているのです。子どもがおもちゃの飛行機を花壇に突き刺すような、そんな感じ。


「ちょっと待ってぇ~~~。これどうすればいい?」

「そんなモノ、そのへんにほかしておけば?」


 置いてかないで! と これどうすればいいんじゃ! 捨てられないぞ。と迷いに迷って目が覚めました。


 夢でよかった…。そう思える夢でした。



 夢占いによると、飛行機は飛んでいる夢は良い予兆。墜落の夢は悪い予兆。でもこの夢は、墜落ではないのだ! と思っていたりするかいりさんなので、きっといいことがあるはずだ! と信じているのです。(汗)


 だって、刺さったんだもの。





END

*久しぶりの夢は、オチのない夢だったけれど、飛行機って外部からコントロールできるんだ~って本気で信じた夢でありました。(夢でよかった…)

*今夜もお付き合いいただき、ありがとうございました!(ぺこり)

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