・なにもわからない

「‥‥は?」

自分が立っているその丘から見える景色は一切の灰色がない草原、林。

見渡す限りの緑、みどり、ミドリ…

…まて、見渡す限り?

私が元居た研究室は?と言うか大学は一体どこ行った!?

もう意味が分からない!分からないぞ!こんな小説みたいなことが現実で起きてたまるか!!

現実は小説より奇なりってか?

ha!ha!ha!ふざけんな!

 だが実際に小説のような超越したことが起きてしまっているのだ

私は小走りでその丘の上をぐるぐる見回していた

「…」

無期の後に冷静になってきた、どうせ今いくら考えても何もわからないと気付いたのだ、

今まで読んできた小説や漫画、アニメのことを思い出す、幸いな事にスライムにも温泉にもなっていない。

しばらくそこに費やした

「とりあえず歩いてみよう…」

それが結論だった、近くに森林があるしそこまで行ってみることにした

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る