(続き2)

私は刹那、カントの哲学を思い出した

{「なぜそうなっているのか」ではなく「この世の中がどうなっているのかを考えるようにしよう」私たちには干渉できない領域のことは考えても無駄だ}

かなりざっくりだが、つまり


ゲームの中にいる人たちはゲーム内のことは感知できるが彼らを操っているプレイヤーのことを知ることはできないということ。


もっと言うなら

この世界は瓶の中に入った脳みそが見ている夢だとか、

死後の世界はあるとかないとかこのような超越した話をするのは無駄だから私たちが見ることのできる範囲のことを考えていこうぜ、と言い始めたのが彼だ、

今の物理学の理念に共通してるこの思想を、私は理解することがいまいちできていなかった、どんなに超越した事象が起きようが全て物理で、化学で、解読できるものだと信じていた。

が今私は納得した、その通りかもしれない。


私の目の前には、果てしない緑が続いている

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