概要
遅刻、遅刻、遅刻、また遅刻。
高校の時、受験の日に遅刻した僕は、「なんで遅刻したんだ」と父親に言われた。「宇宙へとテレポートする中継地点にたまたま足を踏み入れてしまって、ヒポポクラリネタ星人の住む惑星に着いてしまったんだよ。ヒポポクラリネタ星とポルパタニャンマ星は星間戦争間近の緊急事態にあって、僕が戦争を止めるための交渉役になったんだ。地球にとってはわずか数時間の話だけど、僕にとっては十年くらいの長さをそこで過ごしたような感覚があるよ」と伝えた。信じてもらえなかった。そして当然、怒られた。