第24話 四字熟語

皎月千里こうげつせんり

明るく白い月が千理のかなたまで照らしているさま。

雲外蒼天 うんがいそうてん

雲を突き抜けたその先に青空が広がっていること。困難を乗り越えれば明るい未来が見えること。

星羅雲布せいらうんぷ

星のように転々と重なり、雪のように多く集まること。

翠色冷光すいしょくれいこう

冷ややかな感じのする青白い光のこと。月の光の形容。

水天一碧すいてんいっぺき

水と空が区別できないくらい青一色に溶け合っているさま。

風夜夢寐しゅくやむび

寝ても覚めても一日中思い続けること。

万頃瑠璃ばんけいるり

キラキラ光る青い瑠璃がどきまでも敷き詰められているような美しい水面などの形容

追奔逐北ついほんちくほく

逃げる敵を追いかけること。

屠竜之技とりゅうのぎ

架空の生き物である竜殺す技を身につけても役に立たないことから、すぐれているが学んでも役に立たない技術のたとえ。

電光朝露でんこうちょうろ

はかなく消えやすいもののたとえ。稲光も朝の露もすぐに消えてしまうことから。

天馬行空てんまこうくう

思想や行動が大空を駆け回る天馬のように自由奔放なこと。天馬空を行く。

暮色蒼然ぼしょくそうぜん

夕暮れ時に次第にあたりが薄暗くなっていく様子

百世不磨 ひゃくせいふま

いつまでも消えずに残ること。

塗抹詩書とまつししょ 幼児のこと。また、幼児のいたずら。幼児は大切にしている書物でもかまわず塗りつぶしてしまうことから。

放縦不羈 ほうじゅうふき

何者にも束縛されず、好きなように振る舞う天邪鬼殿のこと。

碧落一洗へきらくいっせん

雨が降ったあとに、空が青々と晴れ渡っていること。

火樹銀花 かじゅぎんか

灯火や花火が煌めくさま。または夜景の形容。「火樹」は灯火に彩られた樹、「銀花」は銀白色の光。

花天月地 かてんげっち

花が天をうめつくすほど咲き乱れ、月の光が明るく地面を照らす風景。美しい春の夜の形容。

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