第17話 ゴジラ -1.0
映画のゴジラを観に行ってきました。月曜日は映画は割引ということで、ほんとに久々に映画を観に行きました。
伊福部さんのゴジラのテーマ曲、良い所で使われておりました。感想はそれかいと言われそうですが。いや、本当あの音楽の使い方良かったです。
私が見ているゴジラは、古いヤツばかりです。平成になってからのは一本も観ていません。で、とんでアメリカ版だけ。シン・ゴジラとかも観てないんです。
だから、ゴジラを語るっていうのはできません。観たやつだって自分が見たいというより、弟が観たがったのを引率で連れてったというものでしたから。
ゴジラ、弟が好きだったんですよ。
最初のゴジラはテレビで放映されていたのを見たぐらいです。
アメリカ版のゴジラは、えらく軽かったし、あれは生き物で怪獣ではなかったという印象でした。だから、アメリカ版の続編とかは興味がわかなかった。
その影響でもないんですが、日本で作ったのも見に行かなかったんです。
で、なんで今回は観に行ったのか。実は昨日までゴジラの映画が上映されている事すら知りませんでした。調べたら11月に公開されているんですねえ。
月曜は映画が安い、なら行ってみようか。何にしよう、え、ゴジラがやってんの、じゃゴジラにしよう。
このノリで見てきました。何にも知らずに行きました。
鬼太郎の謎にしなかったのは、満席だったからです。
映画館、少し驚いたのはご年配の方が多かった。若者もいましたが皆さん20代後半で。時間と日にちを考えれば、当たり前でしょうか。でも、チケット売り場には高校生、いたんですけどね。皆さん、違う映画に行かれたようです。
ゴジラを見終わって出ていく時に、鬼太郎の映画を見る人達の列にかち合ったんですが、こちらは若い方ばかり。10代後半から20代が殆ど。
鬼太郎、凄いですね。アニメも10年に一辺はリメイクされてますもんね。
で、ノリだけで行った今回のゴジラは、面白かったです。
ゴジラへの対抗手段がなにもないんですよ。粗筋の紹介にも書いてありましたが。
日本も戦後間もなくで、何もない。だって、まだバラック小屋みたいなのが残ってる。それでもゴジラをなんとかしないといけない。
戦火を逃れた銀座が破壊されちゃったし。日本政府は何もしてくれなくて、民間で何とかしなければとなる。
(何とかなるんだよね)と思いながらもハラハラして観ていました。
何にも知らずに見に行きましたので、返ってそれが良かったのかと思います。
ゴジラと戦争は、切り離せないんだなと感じました。太平洋戦争で、日本が背負ったものの一つが、ゴジラなんだなって。だから、ゴジラは復活してくるのかなと。
何を言っているんでしょうかね。
アメリカ版を軽いなって思ったのは、そのせいかもしれません。
作った人の思惑と、観た人間の考えることはイコールではないと思うのです。
昔、同じ映画を観て同じシーンについて友人と真逆の解釈になった事がありました。
ゴジラを観ていて、選択するという事を考えてしまいました。
あの時こうしていればというタラレバの中で生きているんですが、そんなことを考えてしまったんですよ。
多分幾つかの選択肢が、あるように見えたからです。
でも、選択って、気がつくとしているものなんですよねえ。自分で、意思決定していることって、実はそんなに無いんじゃないでしょうか。
「もしもは、存在しない。もし、それが出来ていたとしても良い方向に向いていたとは言えない。そんな都合の良い事を考えても仕方が無い」
これは、知り合いに言われた言葉です。
そう考えれば、最後が良い結果だったら、全て良しで良いかなと。
悪かったら、しょうが無いかと諦めてもいいのかもしれない。
なんか、そんなことを考えてしまいました。あんまり、ストーリーとは関係なかったんですけどね。
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