第9話

「初めまして。フレム様。私はセイン・ライセン。神の子として生まれ、皆の平和と幸せを守る為に力をつけてきました」

「というフレーズを言えと親に命令され、約十四年間。まだ、何かしらの称号を貰わないから、王族選抜に行けと親に言われ、それが嫌だからここに来たと。なるほろ」

「出合い頭に失礼ですね。こんなに可愛いですから、ちゃんと相手をしてやってくださいよ」

まぁティルの言う通りだろう。だが、セインは

「なるほろ…?」

日本で喋ってた、バカ語に疑問を抱いている。

「セイン」

「あっ、はい!」

どうやら、俺のバカ語を解析するのに集中していたようだ。

「改めて俺はフレム・リティア。主に火、風、そして、一応光。使えるのは光源、擦り傷程度の治癒だ」

自己紹介もした事だし、何を話せば良いのか。セインは光属性は全て使える。だから、

『何の属性使えるんだ?』や『光属性の何が使えるんだ?』は禁句だ。

「何か好きな物ある?」

「人の笑顔」

「いや、そう言うのじゃなくて…好きな食べ物とか、好きな…何かとかさ」

「何でしょう?今まで色々食べてきたので、味がどれも、一緒なので、分かりません」

ストレスで味覚も無いのかよ。

やべぇ、話す内容が無い。


好きな事、人の役にたつ事。

好きな物、無し。

得意なこと、光属性。

嫌いな物、不幸。(人々の)

嫌いな事、人々に危害が起こること。

なお、ここまで妄想、で0.13秒

これは、光の速さで、地球を一周するぐらいの速さだ。

「剣術、魔術。どっちが得意?」

「どっちもです」

「この人に俺負けるの?負けれるの?」

「私も、勝てる事が難しくなってきました」

ティルさえもこう言う。

もしかして、最強!?

まさかのセイン主人公説が出てきた。

フリアに苦戦をちょとしたが、セインはそれ以上。

戦っている時に、世界を壊しかせない。

そんな事するなと親に言われたであろうとも、身の安全性は保証できなくなってきた。フレムは思う。勝てるかと。

死んでしまうのではないのかと。

セインが本気を出し、光源魔法をしたら、太陽より眩しい。

数mmの骨が残っていて、それに治癒魔法をかけたら、完璧な人間の完成だ。

光で、小電気魔法を放つと雷の上級魔法よりも、強い魔法になってしまう。

つまり、この作品はフレムがどんどん強くなり、魔王を命からがらに倒した。

それか、世界の危機を、起こしてしまうような、魔王ルートに行くわけにも無い。

そう、セインはこの作品のヒロインにして、世界一強い、最強の化け物。

魔王もワンパンでき、本気で地面を殴れば、この星に穴が空くぐらいの力を持っていた。

主人公が無双しない、それも、ヒロインがただたんに強い作品がここに生まれたのだ。

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