第23話

3日ぶりの出勤。

書店もだが百均のアルバイトもその日は組んでいた。私は真中と付き合っている疑惑が、立っていた。

なんてことだ。まだ彼とちゃんと話もできてないのに。

あの電話から、

非常に微妙な関係になっている。 


そして、真中のことは名前も呼びたくないほど嫌いになっていた。しかし、しっかり仲良くはしている。あのまるで真夏に暖房でもかかっていたかのような部屋がまずかったのだ。


やっと具合の悪さがおさまってきた。いまなら彼と話し合えるのに。彼は先日発売されたばかりのゲームがしたいから、と何かを避ける。

いまならLINEもできるのに。

どんなゲームなの。ゾンビ?傭兵?狙撃?ショットガン?

勉強もアルバイトも全て完璧にこなしている自負はある。あまり詳しくはいえないけれど。

そんな中、

フリーター小林はひたすら上機嫌だった。


なぜ。

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