21話

グレー「アウローラさん申し訳ございませんでした!きちんと反省してるのでわたくしめにどうかエールの御慈悲を〜!」


グレーさんテーブルにおでこをつけて必死に謝った


アウちゃん「分かればよろしい!はい、エール返すね。私も忙しいからあとは二人で楽しく過ごしてね〜」


そう言ってアウちゃんはトテトテとその場をあとにした


グレー「さぁて!じゃあ料理も冷めたらいけないからね〜乾杯しようか〜!」


テーブルから顔をあげたグレーさんはとてもニコニコしていた。


……この人さっきアウちゃんに必死に謝ってたんだよな〜……幼女に必死に謝るベテラン冒険者の話をこれから聞くのか……


グレー「ん?何やら僕に言いたいことでもあるのかい?言っとくけどあのやり取りは僕がここの常連になってから毎回やってるんだよ。だからね、僕にとってはもはやルーティンみたいなものなんだよ!(`-ω-´)キリッ」


カイ「店の定員に謝るというダサいことをさも格好良さげに言われても困りますよ」


グレー「おぉ……意外と心にくるね〜……ま、まぁ気を取り直してさ〜、ね?、美味しくご飯食べようか」


カイ「それもそうですね、喋る時間がなくってしまいますもんね」


グレー「そうそう、じゃあ気を取り直して〜」


カイ「はい!」


「「乾杯〜〜!」」


グラスとグラスがあたるいい音が二人の間に響いた


続く


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


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