3話

「そうなんですよ!あのジョーシがちょっと僕が小言言っただけで殴ってきたんですよ」


「え、ジョーシってあの怖い奴?こんな小言で殴ってくるなんて、完全にヤバイ人じゃん」


「現場を直接見てたから知ってるよ〜、上司も悪いけどあの人は元々キレやすい人だしカイ君にだって悪いところはあるよね?」


その言葉にドキッとしたが、すぐにムッとなった


「確かに僕にも悪いところはあったかもですけど、殴ってくる方が悪くないですか!」


しかし、この言い争いにグレーは呆れたような表情を浮かべていた


「ふ〜、まぁこんな不毛な言い争いをしても意味ないね〜」


そんなことを言って、場を収める。


「確かに、そうですね…はぁ何もかもうまくいかないな〜」


はぁ~とため息をつく。


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