2話

やっと仕事が終わった頃には外がすっかり暗くなっていた。

職場の人もほとんど帰っていた。

職場の人たちを見送るのはもうなれたものだな〜。


「ふ〜〜今日も無事終わった〜〜…さぁ〜てと商店街でなんか買って買えるか〜」


仕事が終わり着替えてギルドの外に出た。

もう暖かくなってきたのに夜になるとまだちょっと肌寒いかな〜


「あれ?カイ君じゃないか〜おつかれ〜!」


僕が少し伸びをしているところに何やら少し聞き慣れたのんびりとした声が聞こえてきた


「ん?グレーさんじゃないですか〜、珍しいですね。いつもは遠征でいないですけど、最近戻ってきたんですか?」


グレーさんはぼくが働くギルドに所属するB級冒険者であり他の冒険者から頼られる兄貴的な存在である

いつもニコニコ、ヘラヘラしてる人で忙しい人なのか普段からあんまりギルドで見ない人でたまにいると思えば大体二日酔いか仲間とふざけあってる

(結構酒臭い……)


「そうだね〜、ちょうどギルドに帰ってクエストの終了連絡をし終わったところだったんだけどまたジョーシに怒られてたんだね〜」


続く


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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