うたの調べ

人物紹介
・桜　紫音　（さくら　しおん）
　主人公。古典が苦手な女子高生。

・藤原　公任　(ふじわらの　きんとう)
　四条大納言と呼ばれ、道長時代の「四納言」の一人。
本文で言っていた通り、天才「三船の才」。
　「和漢朗詠集」や歌論「新撰髄脳」「和歌九本」などを著す。
　子の定頼と共に、百人一首に選ばれている。

・藤原　行成　(ふじわらの　ゆきなり)
　　物語の中では中納言となっているが、後に侍従大納言に。
　　公任と同じく「四納言」の一人。
「三蹟」(三大能書家)の一人にも選ばれている。
　　清少納言と仲が良かったとされる。

・藤原　道長　(ふじわらの　みちなが)
　　物語の中では左大臣。
　　娘を天皇の妃にし、摂関家の本流となる。
　「大鏡」に、彼の繁栄や豪胆さを表すエピソードが多…続きを読む