3月の進捗
なんということだ。
もう3月が終わってしまうだなんて。光陰矢の如し。
今月はChat GPTとの出会いが一番の大きなイベントだった気がします。小説に使用することへの是非、小説がAIに取って代わられてしまうのではないか、など色々と物議を醸しているところもあるようですが、要は使い方だと思います。
僕は将棋を少しだけ齧っていて、そちらで数年前から人類の頭脳を凌駕したAIを上手く利用していく人々を見てきたので、距離感の使い方みたいなものも何となく予測できています。
プロ棋士が全員AIに代わるような大事件はありませんでした。プロの棋戦でAIの不正使用を疑われる事件がありました。「elmo囲い」というAIが考案した戦法が升田幸三賞を受賞しました。ネット将棋を中心に、AIに自分の代役として将棋を指させる行為は「ソフト指し」と呼ばれ忌み嫌われています。サイトによっては規約違反にあたります。
歳月が進むに連れて線引きがはっきりとしてきた感じですね。
今では将棋のトレーニングとしてAIを使って検討したり研究したりするのは当たり前になっています。小説でも同じように、書いている小説をより洗練させたり、自分の技量を上げるために使用されていくようになると思います。これによってアマチュアとプロの差は相当埋まると思います。アゲアゲさん(折田翔吾五段)の小説家版、みたいなのになってみたいなぁ。
なお、将棋では有段者以上の実力がないとAIの指摘する内容が理解できず使いこなせない、みたいな意見もあります。小説には段級位がありませんが、初心者のうちにAIを使い始めても、それこそ「AIの書いた小説」にしかならない気がします。まずは自分の小説観をしっかり作ることが大事ですよね。
普段エッセイやら書かないので、ついダラダラと語ってしまいました。
さて、目標の進捗です。
①長編小説を2本以上書き上げる。
・ゴブリン休止中。
・中編「目覚めよ、クイーン」完結。
・自身過去最長の38,000字。
・毎日2000~3000文字ずつをちまちま書き続けることには大分慣れた。
・穴はぼこぼこ空くけど、そこは改稿でなんとかする。多分プロもそうしてる。
・次は長編に挑戦。デスゲームコンテストに挑戦します。
・角川ホラー文庫…!楽しみ!
②公募に1本以上挑戦する。
・「目覚めよ、クイーン」は「賢いヒロイン」中編コンテストに応募。
・レーベルカラーに合わせて書き始めたはずなんだけど、ラノベの潮流に合わないストーリーラインを描いているので多分中間は通らない!笑
・上記のデスゲームコンテストに加えて、1年後のハヤカワSFコンテストに1本出そうと思っています。簡単な梗概は作った。結構壮大なストーリー。
・それで2本。果たして予定通りいくのだろうか。
③タイトルの付け方を研究し、エッセイにまとめる。
・限定公開の近況ノートで書き始めています。
・今のところ読者はひとり笑。
・なので楽しくディスカッションしながら書いています!
・気になる方はギフトください(直球)
④読書記録をつける。10冊/月 以上読む。
・今回からちらっと感想っぽいものも書く。
・読みっぱなしもったいないので。
・悪口は書かない(自戒)。
・ピアノマン / 南波 永人
・漫画『BLUE GIANT』のスピンオフ。
・音楽の小説表現を勉強するために読んだ。
・天上天下赤江瀑アラベスク1/ 赤江瀑
・好きな文体の作家を5人挙げろ、と言われたら確実に赤江先生は入る。
・僕たちが、殺した彼等。
・彼等に殺された、僕たち。
・「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 / 冬生糸一
・やっぱりSFが好きだ!
・そしてSFっぽい科学ノンフィクションも好きだ!
・勢いあまって著者の書評ブログも毎日チェックしている。
・アナベル・リイ / 小池真理子
・日本初のモダン・ホラーの書き手が描く美しい文体のゴースト・ストーリー。
・エンタメ小説家の失敗学 / 平山瑞穂
・耳が痛い! 痛すぎる!!
・万一文学賞を受賞したとして、同じ轍を踏みそうな予感ばりばりです。
・やっぱり専業作家には向いてない。なれやしない笑
・モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた / タッカー・マックス &ジェフリー・ミラー
・友人に勧められて読んだポピュラー・サイエンス本。
・あまりこの方面の本には手が伸びないので新鮮だった。
・女心を科学的に理解した気がする…!(実践はできていない)
・少女小説を知るための100冊 / 嵯峨 景子
・自分が面白く読めない系統の小説を好きな人っていうのは絶対いる。
・それは人間である以上、仕方がない。
・でも可能な限り、隣接点や重複点を知っておきたい。
・そうすれば、その人達に届くジャンルを選ぶこともできるだろうから。
・小説で読みとく古代史 / 周防柳
・古代史はロマンだ…!
・古代歴史ものの大河ドラマ、来ないかな。
・やや女性のトップにフォーカスが当たっていたような。
・ジェンダー的な主張の狙いもあったんだろうか(解説読んでない)
・お祓い日和 / 加門七海
・うーん、加門先生だなぁ笑
・とってもリアル。
・日本人なら誰でもやっている習慣が実は宗教観に基づいていることを知れます。
・日本人、全然無宗教じゃないね。
・パールグレイの瞑想 / 岡田衣代
・短歌すきなんです。
・この短い文字の塊が、情景を浮かび上がらせるのすごすぎる。
・たましいのゆらぎ出るとき見えてくる空を跳びくる
・「心の動揺」を「たましいのゆらぎ」
・「飛び」じゃなくて「跳び」
・素晴らしい言葉選び。それだけで見えてくる情景が違ってくる。
・「妣」は「なきはは」と読む字なんですね。これ一字でバックグラウンドも表せるのか…。
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