4月の進捗
月初めは新年度のバタつき、月末は感染性胃腸炎が家族内に万円してなかなか思うようにカクヨムできなかった1ヶ月でした。
胃腸炎で苦しんでいる最中にアマプラで『笑イザップ』という番組を観ていました。面白い。
小籔千豊さんが中心になって、売れない若手芸人に集中講義して面白くなれるようコミットしていく番組。僕は中学生の頃からの漫才好きなので、特にシーズン5・6の「漫才編」が凄い面白いです。
・どんなに凄い人の話でも、他人の話は最大で50%しか聞かんでいい。凄ない人のは1~2%でいい。
・自信がない、というのはお客さんからすると不安になる。自信がないように見える振る舞いはだめ。
・役割のキャラ付けは最短で示せ。
・お客さんにとって何が意外か、を考えないと「面白いけど単調」なネタになっちゃう。
など、小説の執筆にも活かせそうなアドバイスが多くてとてもタメになっています。
さて、今月の進捗。
①長編小説を2本以上書き上げる。
・ゴブリン1話更新。月1更新ペースでちょうどいい距離感かも、この作品は。
・デスゲームコンテストは断念。気持ちが沈みすぎて書けなかった。
・人の親になって、ゲーム感覚で人が死ぬ話を書けなくなってしまったなぁ。
・次の長編を丁寧に構築中。今回の課題は「丁寧」でいくぞ。雑に書かない。
②公募に1本以上挑戦する。
・依然としてハヤカワSFコンテストは目指している。
・SF長編ネタは3本あたため中。
・時間かかりそうだし、まずは連作短編の2本目を書いてしまおうかな。
③タイトルの付け方を研究し、エッセイにまとめる。
・限定公開の近況ノートに今のところのネタを全部書き終わりました。
・よってこの目標は達成。
④読書記録をつける。10冊/月 以上読む。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー
・超話題になったSF長編を今更読了。
・最序盤とそれ以降で別物になる印象。
・最序盤はソラリス的なファーストコンタクト。
・それ以降はさらなるファーストコンタクトと冒険物。
・個人的には最序盤のほうが好きだったりする。
『ウィザーズ・ブレイン』三枝零一
・「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。」とはアーサー・C・クラークの有名すぎる格言だが、この作品はそれを地で行っている。
・<情報制御理論>という架空の技術発達により、<魔法>を使えるようになった<魔法師>たちの壮大なドラマ。
・世界観も大好きなんだけど、何より構図が胸キュンだった。
・登場人物それぞれが、それぞれの正義に向かって動いている。
・それゆえに明確な<悪>が存在しない。
・正義VS正義。大好きなんだよなぁ。いつか書こう。
『日本アニメの革新』氷川竜介
・ヒット作がヒット作となった要因の考察。
・日本アニメを変革させた作品、の定義。
・アニメに詳しくない僕でも楽しく読むことができた。
・何より思ったのが、どの作品も「丁寧」に作られている、ということ。
・最近はWEBの主潮に流されて速筆ばかりに気を取られていたけど、もっと丁寧に書いてみよう。
・などとやっていると全然作品が公開できなくて焦るんよね。ジレンマ。
『ラヴクラフト全集7』H・P・ラヴクラフト
・新作の参考文献(ごく一部)として再読。
『幕が上がる』平田オリザ
・一流劇作家の描く演劇部もの青春小説。
・こういうエンタメを読むのは前田司郎『濡れた太陽』以来かなぁ。
『青森ドロップキッカーズ』森沢明夫
・カーリング青春ストーリー。
・読書メーターとかでは絶賛されていますね。
『AI2041』カイフー・リーほか
・AI技術屋のカイフー・リーさんが予測した近未来を、『荒潮』などで知られる中国SF作家の陳楸帆さんが小説化するという面白い試み。
・ガジェット自体は凄いSF。サイバーパンクな感じすらある。
・でもこれが近未来まで近づいているんだなぁ。
・世界各国を舞台にしているけど、どこにも儒教的な教育方針が反映されているのだけちょっと気になった(笑)
『謎の放課後 学校のミステリー』大森望
・カクヨムで青春ミステリーのコンテストが開催されると聞いて、本棚から引っ張り出してきた本。
・博覧強記の大森さんが選ぶ傑作集なだけあって、どれも面白かった。
・いや、僕は書かないんですけどね。学園ミステリー。
『あのSFはどこまで実現できるのか テクノロジー名作劇場』 米持幸寿
・タイトルから空想科学読本みたいなのを想像して買ったんだけど、全然違った。
・そもそも収録タイトルが世代じゃなさすぎてわからないのも多い(笑)
・その上、専門的なメカニック用語が羅列されていて読んでいて理解できない(笑)
・この世代の専門職の方なら楽しめると思います。
『みんなが手話で話した島』ノーラ・エレン・グロース
・ノンフィクション。まだ読んでる途中。
・とあるアメリカの離島。族内結婚を繰り返した結果、異様な数の遺伝性難聴者が島にあふれていった。
・けれど、彼等は何も問題としていなかった。
・島民はみんな、英語と手話のバイリンガルだったからだ。
・(本文引用)島民にとって、聾は「ときにひょっこり顔をだす」ものにすぎず、聾の子供の親となるかどうかはまったくの運まかせだった。これに対して島民がどう応じたかといえば、聞こえないということをあっさり受け容れてしまったのである。
・(本文引用)目の色が茶色か青かの違いと同じです。
・つづきよむ。
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