♯10 ディモ・マイヤー

──────── ビーニーズにて


ケリーは話す。


ディモってどんな人なの?


変人。


と、笑顔でチャービルは答える。


それ以外で。


えーと、頭がいい。


ああ、頭がいい。スポーツマネジメント科だった。


と、チャービルとグスマンが言う。


そう。スポーツマネジメント科てなにするの?


さあね? スポーツを研究するんだろ?


なるほどね。


よし、そろそろ行こうか、もうこんな時間だ。


と、チャービルは言う。


そうね、もう13時ね。


と、颯爽とスタジアムに向かった。


3人は近くの駅からアーリントンのスタジアムに向かう。駅はフォートワース ジョーンズ・ストリート1001にある。そこからアーリントンの駅に行き、歩いて

グローブ・ライフ・フィールド、テキサス・レンジャーズの本拠地であるスタジアムに行く。


ケリー、チャービル、グスマンは電車に乗る。


この場では会話はほとんどない。


アーリントンまでは遠くない。アーリントンに着くと、また話をしながらスタジアムに向かう。


スタジアムの前に着く。


ねえ、ディモはいつ来るの?


もう来る。いま40分だからすぐだ。


そこから5分待つと、ディモ・マイヤーがやってくる。


やあ! ビル! グスマン!


ディモ! 久しぶりだな。


あ、こちらは友人のケリー、ケリーこちらがディモだ。


よろしく! ケリー!


はーい! よろしく!


思った通り綺麗な女性だね。


あら! ありがとう!


あ、そうだ! これがチケットだ。


と、ディモはグスマンとケリーにチケットを渡す。


さて、ぼくはもういくよ。


ありがとう! ディモ!


ディモは仕事があるので、スタジアム内に入った。


チャービルたちはそのままチケットを使ってスタジアムに入る。


ねえ! 売店寄りましょう!


そうだな。


やあ、アイスコーヒーにポップコーンくれ。君たちは?


ぼくはコーラにチョコ。


私はグミが欲しい。あとコーラで。


わかりましたー。


ポップコーン1つでいいよな?


いいわよ、あなたそんな食べないでしょ?


まあね。


じゃあM1つ、塩で。


わかりましたー。


と、女性店員が言う。


ポップコーンや飲み物は直ぐにでてきた。


3人は席につく。


この席いい席ね!


ああ、見やすい。


すると、間もなく試合が始まる。今日の試合はテキサス・レンジャーズVSヒューストン・アストロズだ。


ここで真剣にみる。


すると、いつのまにか終わり。あっという間に試合は終わった。時刻は夜20時だ。4対2でテキサス・レンジャーズの勝ちだ。


何事もなく終わった。


今日の試合凄かったな! ハロルド・ベインズが活躍したな! 2本ホームランなんてすごい!


と、チャービルが言う。


そうだな! 盛り上がった!


ねえ、ディモとの待ち合わせは?


ああ、この後21時からスタジアムの外にある喫茶店だ。


あそこかしら?


そう、あのコーヒーショップだ。先に入って待っていよう。


そうね。


寒いな、しかし。


と、グスマンが言う。


3人はスタジアムの近くにある喫茶店に入る。3人は温かいコーヒーを頼んで、ディモ・マイヤーが来るのを待っていた。おそらくあと20分は待つだろう。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る