4. ロボットものについて

 えー、完全に趣味の回です。

 今は流行らない、ロボットです。大きいやつです。

 ニーズないとは思いますが、好きです。


 わたし自身、代表作が「君が手にする魔法の剣」というミリタリー色を絡めたロボット作品を投稿しております。

 ロボットの種類としては、いわゆる「リアル系」(もしかして死語ですか?)になります。

 わからない人向けに言うと、「ガンダム」とか「マクロス」とか、わたしが愛している「フルメタ」とかです。特に「フルメタ」はわたしのバイブルです。

 すいません。わからない人はそもそも「フルメタ」知らないですよね…。


 わたしの好きなロボット観は、「人型ロボットは無敵じゃない」です。


 「無敵じゃない」ってどういうことかというと、

・戦車に負ける

・攻撃ヘリに負ける

・歩兵の携行ロケットで撃墜可能

 のような特徴でしょうか。

 かっこ悪いと思った方もいらっしゃるかもしれません。

 さっき例として「ガンダム」を挙げましたが、作品により多少の差はありますが、少なくとも戦車に負けたりはしません。あの作品はほとんどが兵器の中でモビルスーツ最強ですので。(モビルアーマーの存在を忘れてはいませんので識者の方お許しを)


 恐らく、わたしの好きなロボット観に影響を与えたのは「フルメタ」こと「フルメタル・パニック」です。

 ミリタリーロボットの金字塔です。

 かの作品では全高8メートルの人型ロボット「アームスレイブ」が出てきますが、あれは陸戦兵器として一つの兵種となっており、人型をしていることによる踏破性や汎用性に優れ、都市部などの遮蔽を利用した戦闘や急襲に向いており、最新型は操縦応答性や運動性も高い兵器です。

 ですが、全高が高いので被弾しやすく、作中でも砂漠での対戦車戦闘や、平地での正面からの撃ち合いではかなり不利になります。正面からやって来る戦車3輌に「勝てるわけがない」と怖気づく描写もありました。


 なんでそういうのが好きなのかを考えてみました。

 恐らく、万能、みたいなものが嫌いなのかな、と。

 どういうことかというと、

・中距離から遠距離にかけての砲戦能力に優れているが、懐に入り込まれると弱い

・近接戦闘は強いが射撃武器がないので距離を空けられると弱い

・機体は高出力だが稼働時間が極端に短い

・機体は高出力だが現代兵器のくせに電子兵装が貧弱

・重装甲と引き換えに機動力だだ下がり


 このような感じです。

 パワプロに例えると(知らない人すいません)、オールAではなく、パワーとミートはAだけど肩力と守備力はEとかF、他はからっきしだけど走力Sで盗塁・走塁能力ありとか、変化球の変化量が全部7段階ではなく、1・7・1くらい極端だとか。

 全部完璧にできます!ではなく、これが得意です!これだけは負けません!みたいな方が魅力を感じているのです。


 あと、既存の兵器をもっと活躍させたいという気持ちが大きいんだな、とも思います。

 巨大ロボットに挑み、戦車砲もミサイルも効かずに空しく潰され、引き裂かれる戦車や戦闘機たち。艦船も同様です。

 わたしは戦闘機が大好きです。詳しいまではいかないですが、F15とかF22とかSu47とかSu57とか大好きです。「シン・ゴジラ」で撃墜されるステルス爆撃機を見て「世界一高い航空機が~」とショック受けました。「夜鷹の夢」という曲が大好きで、聞いてるとしんみりします(F117が撃墜される歌です)。

 既存兵器はそんなに弱くないんだよ~、という私の叫びです。


 「ガンダム00」では従来のモビルスーツに圧倒的性能差を見せつけるガンダム4機に対して、参加モビルスーツ832機でローテーション組みながら十数時間攻撃し続ける作戦がありまして、どんなに高性能な機体でも中身の人間が持たないだろうというお話であり、こちらは既存兵器舐めんなよ、な一例だと思います。



 好みの話をしてしまうと、まだまだ出てきてしまうんですよね。

 ロボットの口はアリかナシかでいえば、私は『ナシ』です。

 スーパー系とリアル系ではリアル系好きです。

 「マクロス」シリーズ大好きで「ゼロ」と「プラス」が好きですが、「デルタ」はワルキューレが苦手で1話以降まだ手を出せておりません。

 「ゾイド」だとガンスナイパーリノン仕様が好きです。


 まだまだ書きたいことありますが、これ以上書くと倍じゃ済まない気がするので、また別の機会に書かせていただきます。



 小説におけるロボット観どころか、完全な趣味の暴露になってしまった……

 誰が読むんだこれ……



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