可愛い幼馴染は俺のアレを握らないと安心して眠れないそうです……。~俺の〇〇〇は片想いの彼女にとって安眠グッズがわりだと!?~
アニメ同好会の♡イケナイ♡課外活動へようこそ!! そのに【俺のアレ】プラスシチュエーション。
アニメ同好会の♡イケナイ♡課外活動へようこそ!! そのに【俺のアレ】プラスシチュエーション。
「……さあ、制服ファッションショーの始まりだよ!!」
妹の
可愛らしいレースのついたピンクのブラが顔を出した。コレが噂の義妹連邦軍の秘密兵器か……!?
見せてもらおうか、チュチュ◯ンナの特盛ブラの性能とやらを!!
「こっ、これはっ……!?」
……未祐の努力は並大抵のものじゃないことを俺は思い知らされた。
そこにはちゃんと可愛らしい谷間も出来ていたんだ!! す、凄い。
お兄ちゃんがデリカシーの無いことを言って本当に悪かった、未祐なりに頑張っているんだな……。
そんな俺のほろ苦い感傷はすぐに森田千穂ちゃんの声で打ち消されてしまった。
不純な心のお兄ちゃんをどうか許してくれ、未祐!!
「よ〜し、広瀬部長、未祐ちゃん、誰が一番早く服を脱げるか勝負しよっ♡」
こっ、これは!? 可愛いロリ少女の森田千穂ちゃんは、いい意味で俺の予想を軽々と超えてくる逸材だあっ!! その小動物みたいに可愛い仕草から連想できないほどの大人びた黒い下着だと!? ごくり……。そのブラが大事そうに包んでいるのは身体に似合わず大きいおっぱいだ。可愛らしいロリフェイスとのギャップ萌えに俺は悩殺されそうになってしまう……。
「むっ!? 森田、勝負と聞いたらここは武道家として黙っておれんな……。赤星、森田、お前ら二人を返り討ちにしてやるぞ。……よし、胸は私が一番大きいな、まずは一本先取だ、はっはっはっ!!」
豪気な高笑いと共に、アニメ同好会部長の広瀬沙織さんがためらいもなく上半身の白いブラウスを脱ぎ去った。俺は見てはいけない尊いものを目にして思わず動揺してしまった。
スポーツブラに包まれたツンと上向きの形の良いおっぱいが露わになっているんだ。武道家の沙織さんらしく動きを妨げないようにスポーツブラで押さえられているが、隠しきれない巨乳は推定Dカップとお見受けした!! 確かに一本逝っとく!? レベルの素晴らしいおっぱいだ。
「うわあっ!? 広瀬部長の胸、おっきいな!!
「ひ、広瀬部長はずるいよぉ!! どうやったらそんなにお胸が大きくなるの!? 未祐も部長の胸にあやかりたいよ、ううっ、牛乳を沢山飲めばいいのぉ……」
ええっ!? まさか俺の目の前でみんな平気で着替えちゃうのか。
女装しているとはいえ、いちおう俺の中身はバリバリの
本当に制服ファッションショーに同席していいんですかぁ……!?
こっ、これは眼福過ぎるぅ!! どんぶりのご飯が何杯でもイケちゃいそうだ。
この世の至福とはこのことだろう……。
女装していて本当に良かったと思える一瞬だった。
俺は熱い胸の高鳴りを押さえることが出来なかった……。
なぜ俺が急に女装をさせられているのか!? その始まりは数日前の平日に
*******
「……未祐、男の娘って俺が女装するのか!?」
「うん、そうだよ、男の
妹の未祐がにこやかな表情でとんでもないことをさらっと口にする……。
俺がデリカシーのない言葉を浴びせかけたとはいえ、なんで急にそんなことを言い出すんだ!?
「俺にはそんな趣味はないぞ、それに俺の部屋の強制執行の借りは返したはずだぞ、お前に美味しいケーキバイキングをごちそうしてやっただろ!! それに謎過ぎるのは急に女装させる
『それはね……。今はまだ言えないけど断る選択肢は拓也お兄ちゃんにはないんだよ。だってお兄ちゃんの借りはまだまだ残っているんだから!!』
ええっ!? 以前から食べに行きたがっていた有名スイーツのお店でごちそうしてやっただけでは足りないだと!? 未祐もお店でケーキに囲まれてすごく喜んでいたじゃないか……。
『ここ最近、お兄ちゃんは勉強にかまけて、ムギの世話をサボってばかりでしょ、全部未祐が代行しているから、まだまだ借りの利子が溜まっているんだよ』
ううっ!? すっかり忘れていたが我が家は家事や猫の世話は当番制なのを忘れていた。 それを守らないと家族で決めたペナルティがある。ムギとは我が家の愛猫の名前だ……。
涼しげな表情で未祐が微笑んだ、その笑顔と裏腹に絶対断れない威圧感だ……。
妹が可愛い悪魔に見えた瞬間だった。
「……遅いからもう寝るね、おやすみ、拓也お兄ちゃん」
未祐が大きなあくびをしながら部屋から出て行く、その後ろ姿に
俺は何も言えなかった……。
愛猫のムギについては無理を言って飼い始めた経緯もあり、ただでさえ未祐には大きな借りがあるんだ。そして勉強にかまけていたのは俺の将来の夢である獣医の道に進むために必要なことだったとはいえ配慮が足りなかったな。
これ以上未祐だけに負担は掛けられないのに俺はそのことを忘れていたんだ……。
妹の未祐だって名門お嬢様女子校の
……俺は反省のために未祐の計画に従ってみようと考え始めていた。
ただ、女装をするのはさすがに抵抗がある、子供のころならおままごとで幼馴染の
あのときも二人から、女装がよく似合うと言われてまんざらでもない気分だったことを思い出した。自分で言うのも何だが、俺はどちらかと言えば細身で、顔も亡くなった前の母親似だから女の子の恰好がとても似合うんだ。
現に高校一年の文化祭で、クラス対抗の出し物で男子全員がメイドさんに扮装してメイドカフェをやったときも、来場した女生徒たちから書いてもらったお戯れの人気投票アンケートでも俺はぶっちぎりの一位に輝いたんだ。そのことは未祐も文化祭に来場したから知っているはずだ、そう言えばあいつ、女装した俺の姿をみてめちゃくちゃ悔しがっていたっけ……。
『み、未祐よりも胸のサイズが大きい……!! それに私よりお化粧が上手いのはなぜなのぉ!?』って。
まあ胸に関しては女装を手伝ってくれたクラスの女子が悪ノリして、巨乳のメイドさんコスプレを目指してDカップ偽おっぱいを盛られたんだ……。
自分で初めてやったお化粧が上手かった
世の中何が身を助けるか本当に分からないものだな……。
次の日の放課後、寄り道はぜずにまっすく家に帰って来て。
それが未祐からの第一の指令だった。
いったい何を俺にやらせようとしているのか……?
家に帰ると、玄関に見慣れない靴が複数あった。
誰か未祐に来客だろうか?
「ただいま……」
誰も応答が無い、まあいいか……。
二階の自室に向かおうとすると突然、後ろから誰かに羽交い絞めにされてしまった。この動きは武術の心得があるに違いない、未祐じゃないな!?
「うおっ、いったい誰だ!?」
「拓也お
振り返ると未祐が片手に錠剤のケースのような物を持ちながら、俺の口に布のようなモノを押しあててきた。俺の身体を拘束した人物とはやっぱり別だった……。
「未祐、俺に何をするんだ!?」
ラベンダーのような香りが顔に押し当てられた布から俺の鼻腔に流れ込む。
この香りはいったい何なんだ!? 次の瞬間、二階の階段の踊り場にそのまま倒れ込んでしまった。
薄れゆく意識の中で未祐と誰かの話し声がかすかに聞こえてきた。
「ほ、本当にこの薬は大丈夫なの!? 拓也お兄ちゃん、死んじゃやだよ!!」
「未祐ちゃん大丈夫だよ、人体に危険はないことは研究所で実証済みだから……」
「今のうちに赤星の部屋に兄上殿をお運びするぞ……」
未祐と話している他の二人はいったい誰だ……!?
俺の周りを取り囲む女の子たちのスカートからのぞいた生足だけが視界に入る。
全員が君更津南女子校指定のワンポイント刺繍が入った靴下を履いていた。
俺が覚えているのはそこまでの景色だった……。
次回に続く!!
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