第20話 「主人公が力を封印されっているって鉄板だよね」
「ところで君はなんで自分の力を封印しているんだい?見る感じ自分で封印してるよね?」
「あぁ、ちょっと倒しきれない敵がいて、自分に封じ込める時に、自分の力ごと封印したんだよ。そのせいで封印が解けなくなってな。ダセェだろ?ところで、聞いたところでどうするんだ?もしかして封印を解けれたりするのか?」
塔についての情報を教えてくれたり、気をつけるべきことを教えてもらった。嘘かもしれないが、一切嘘をついているような感じはしなかった。恩を仇で返すのは、嫌なため、正直に話す。
魔王は、俺の話を聞き納得したと言う感じで、話しかけてきた。
「封印を解くことは出来る。しかし、条件がある。」
この手の話に条件があるってありきたりだな。っと、思うがまずは定番の返しやなとその質問に質問で返す。
「その条件とは?」
「その、な?一人でずっとここにいると寂しいからたまに来てくれない?たまにでいいからお願い!!」
レベルによってか、早すぎて破裂音を鳴らしながら猛スピードで頭を下げて魔王がお願いしてきた。
えぇ〜っ!!!!?????
そこは寿命をもらうとかじゃないん!!?
それに早すぎておじぎが凶器になってやがるし。俺も出来るだろうがやりたくないし、やられたくないな。
うん、ほんとやめて。イケメンが破裂音鳴らしながら高速でお辞儀というかヘドバンしてくる。頭が追いつかんて!!
・・・とりあえず頭を上げてもらおう。
「それぐらいならお願いされなくてもオッケーだ。頭を上げてくれ。」
「ところで、どうやって封印を解くんだ?この封印は魔力じゃ解けなかったぞ?」
「そこは安心してくれて大丈夫、固有スキル<解放者>があるから。
・・・っと、知るっているかわからないけど、とある段階を超えると覚えられる固有スキルがこれだったんだ。
さっそくだけど封印を解くよ。」
そう言うと、魔王はこちらを向き一言呟いた。
「封印の解放」
その言葉が耳に入ると同時に、今まで味わったことのない。気を失うでもなく、引っ張られるような感じがし、意識が飛んだ。
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