第21話 どっちやねん
前書き
えぇー、フィクションですのでマジで現実のやつと関係ありません。というか調べるのめんどくさくてサボりました。ただでさえなかったリアリティがさらになくなりますが、そういう物だと思っていただけると幸いです。
ーーーーー
気を失い起きるとそこには何もない空間が広がっていた。
目の前に壁があるかのように先の見えない真っ暗な空間を見回し、下を見てみると地面がないのに立っているという奇妙な状態だった。
ここはどこなのかと言う疑問が一瞬生まれるが、考えを瞬時にまとめ、すぐに戦闘態勢をとる。
封印を解く時どうなる?
封印されていた者が飛び出してくるだろうか?
封印されていた物、媒体を乗っ取るだろうか?
封印のために作られた空間に周りのものを取り込むだろうか?
答えはわからないがある程度推測することは可能だと思う。
もし俺が思い描いている状況に近いのなら、奴はすぐそこにいるはずだ。
封印されていた場所なら奴に地の利があるだろう。ならば動かずここで待とう。
何分経っただろうか?数時間経っているように感じるし、数日経っていたようにも感じる。
食欲、睡眠欲、他にも色々な欲を感じなかっため、感覚がずれて行きこの空間に入ってからどれくらい経っているのかわからなくなっていた。
それからは、
時間があるのならと気の修行をした。
気を全身に巡らし、全力で循環させる。
初めて気を循環させた時は数時間かけて一周していたのだが、今では1秒に三周できるようになっていた。
少しずつではあるが今でも早くなっていってる。早くなることで気の操作が上達するのは当たり前だが、瞬発力も上がっていた。
他にも、1番操作の難しい体表で気を凝縮し拡散、または、膨張させる。
体内で気を凝縮し、膨張させると気の総量をふやすことができる。しかし、いくらでも増やせるわけではなく、器を大きく上回る量だと、器を壊してしまい、壊れてしまうと一生修復が出来なくなる。
しかし、体外で凝縮し、膨張させることで器に収まらない気を体表に覆わせることができる。
言うなれば、気の鎧を纏うことができる。
これを重い気を使うことによって、通常より長持ちし、硬い鎧を構成することができる。
他にも気を系状にし、編み物を編むように構成することで、動きを阻害しない、身体能力をものすごく上げれる服が作れる。
俺が今着ている服がこれに当たる。なぜ黒色なのかは、軽い気を使うと白色になるのだが、重い気を使うと何故か黒色になるからだ。
修行のノルマを終え、いつものように瞑想をしているとそいつは現れた。
身長3m程で、赤い皮膚をした
白の着物に身を包んだ
鬼の仮面を被り、額からはツノを生やした
なぜか鼻の部分だけ仮面に穴が開き、長い鼻をあらわにした
天狗がそこにいた。
「来たか」
瞑想をやめ、いつでも戦えるように臨戦態勢をとり、思考を巡らせる。
・・・ところで
前も思ったんだが、こいつは天狗なのか鬼なのかどっちやねん。
ーーーーーーー
後書き
えぇー遅くなってすいません。
見苦しくなるので言い訳はしません。
楽しみにしてくださっていかた、多分いないんですが(泣)、誠に申し訳ございませんでした!!。
お詫びではないですが、来週2話更新したいです。するとは言っていない。
最後にどっちやねんって思ったかた、ハートください
ps思った以上にに忙しく更新できませんでした。↑上に奴
あと、忙しすぎるため、休載します。
次回の更新までお待ちいただければ嬉しいです。あ、おかしなところの修正はします
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