第18話 開かずの扉{開き戸(引き)}

 2階を探索していると、いかにもボスがいますよ、っという感じの扉を見つけた。


 ここに来るまでに例のスライムがおり、遠距離から斬撃を飛ばし、攻撃をしていたら、スライムには核があり、核を攻撃すると簡単に倒せ、5体ほど倒した。遠距離から倒すのはどおってことはなかったが、死体は臭そうだから死体に近づくことはなかった。


 他に腕の6本あるトカゲ、鑑定すると名前はアームリザードだった。が、群れで4体ほどいたがこれは、魔法を使い炎で炙って倒した。


 ・・・最初に出会ったやつが1匹でいた理由を考え少しナイーブになったなったのは仕方がないはずだ。


 その後、そのまま草原を進んでいると、ボコッと地面が盛り上がり、祠みたいになっている場所を見つけた。

 高さは3mくらいで横が2mくらいになっていて、普通に入ることができた。


 最初は入ろうかものすごく迷ったが、心眼で見た感じ魔物はいないし、夜も近かったため、入ることにした。


 祠のような物は最初に少し斜面があり下って行くと魔物のいない長い道がただただ進んでいた。


 物は試しだと、進んで行くと一切曲がり道がなく突き当たりに当たった。


 突き当たりには、何か見たことのない金属で作られた扉があった。


 鑑定してみるとアダマンタイトで作られているらしく、とても丈夫だった。


 これは、ボスだなという確信を抱き早速挑もう!!っと、考えたが流行る気持ちを抑え、今日は遅いからと寝ることにした。

 ・・・トカゲの肉はやっぱり美味しくなかった。


「よし!行くぞ!」


 気合を入れて、扉に手をかけ、押して行く。






 ・・・あれ?開かない。

 めちゃくちゃ勇んでいたのに開かないって、すごい恥ずかしいんだが。

 顔が赤くなるのを自覚しながらも、何回も押してみるのだがびくともしない。魔力で強化しても、気で強化しても扉は一切動く気配がしなかった。


「これはあれだな、力を試す的な奴だな、こうなれば修行をするしかないか」


 勘違いをしているのだが、というかめっちゃ手を引っ掛けて引きますよという窪みがあったのだが、気づかず修行を開始した。



〜〜〜50年後〜〜〜



 なぜか黒を基調とした着物を着て、鞘にしまった刀を腰に刺した男が扉に手をかけ押していた。


 ドゴゴゴゴッガゴッ!


 ゆっくりとだが扉が開いた。


 扉の中は、ナーロッパに出てくる城のような場所で、豪華な椅子に座る、豪華な服を着た額から一対の角を生やした紫の髪をした細身の優男がいた。

 ・・・目が飛び出そうなほど見開いた状態で。



 ここに、世界最硬の強度をもつ扉を魔力や気をなしに腕の力だけで開くバカが誕生した。




______________


後書き

私はネーミングセンスが皆無なので名前を募集します!!

コメントでいただけると嬉しいです。

募集するのは、

・主人公

・JKその1

・JKその2

・酔っ払いおっさん

です。

適当や、ふざけてもいいのでお願いします。

後書きでした。

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