2 years after

 こんにちは。(ただの日記です)


 来月末で、小説を書き始めて二年になります。早いですね。

 一年目はがむしゃらに書いてきました。

 二年目は、もう少しちゃんと設定を考えよう、日本語を整えよう、とやってきました。


 書くからには、読者の皆様を楽しませたい。

 物語に没入して、ああ読んでよかったな、と思っていただきたい。


 そんな純粋な気持ちでした。


 けれども、コンテストに気軽に応募できる。

 これが私にはあまりよくなかったかもしれないな、と今思っています。

 好きで書いているものが、評価されるということは、思ったよりしんどいことでした。

 

 ブックマークの数や星の数、ランキングの順位で、あたかも作品の優劣かのように扱われることが、キツイなあって思う時があります。普段は、私の方がおもしろいもんね! って強がり言えたりしますが、最近忙しいためか、余裕がないのです。


 誰もが書けるし公開できるから、まるで日本語になっていなくても、大筋おもしろければそれで良い。

 それもまた、良い文化ですよね。門戸は広い方が、発展すると基本的には思います。


 けれども一方で、一生懸命考えたことや調べたことは無駄なんだな、と思ってしまう自分もいて。矛盾が出ないようにとか。キャラがぶれないようにとか。言語や文化背景まで考えたとしても――最強魔法ちゅどーん! で解決しちゃえばよかったのかあ、とか。


 どれだけ努力しようが「おもしろい」には到底敵わない。

 それがわかった、二年でした。


 筆を置くか、書き続けるか。

 毎日、悩んでいます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る