コンペティション


 社畜です、こんにちは。

 Competitionの回です。コンペ、でよく使うこちらの単語は耳にしたことあると思います。

 コンテスト(コンクール)は大勢の中で優劣を決めること、コンペティションはあるテーマに沿って参加した特定の人たちで優劣を決めること。

 

 今回は『運命の恋コンテスト』に絡めてのエッセイなので、コンペティションとしました。

 ちなみにコンテストは英語、コンクールはフランス語ですね。


 さて。


『後宮の黒姫は、冥門に微睡まどろむ』という和風ファンタジーで参加しているこのコンテストですが、前提として私のは絶対に評価も読まれもしないだろうな、と思いつつ出しました。


 これには理由があります。

 

 この主催レーベルである富士見L文庫様を調べたら、カクヨムのメイン読者(異世界ファンタジーや配信もの、ラブコメ主流)とものすごく乖離があるんじゃないかと推測しました。

 ということは、カクヨムでは、読まれない。


 あ、日頃から作者フォローをされているつよつよ作家様は別ですよ! あくまで一般のよわよわな私がベースのお話ですからね!


 X(旧Twitter)にて交流のある方々はきっと、読んでくださる。けれどそれ以外の方を引っ張ってこられるのは、相当の作家力が必要ではと思ったのです。

 普段は読まれない=爆死なのですが、今回は気にしない。なぜなら読者選考はないし、しっかりと下読みをしてくださるはずだから。


 だからこそ、落ちたらものっそい落ち込みますんで!(宣言)


 次に、このお話は、縦書きをターゲットにして書いています。

 WEB小説はほぼ横書きで読まれているという衝撃は、一年経った今も引きずっていますが……令嬢物を書く時はあえて横書きを意識しています(縦書きももちろんチェックしますけど)。

 それ以外は、必ず縦書きで。字面とか、表現とか、微妙に修正が必要になるのは発見でした。

 これは単に私がそう思うからそうしているだけです。もしもこれが書籍になったら、を考える個人的な楽しみですね(ならねえよっ)。


 そして、何度も読み返して欲しい思いで書いています。

 私個人、紙の本は、最低二巡します。最初の方に散りばめられたエッセンスを探すのが好きだからです。

 ちなみに後宮黒姫は、序盤からカラスが鳴いていますよ。お気づきでしたでしょうか? ふふふ。


 

 ◇

 


 さて。ランキングが荒れておりましたね。さすがに私も通報しました。運営様お疲れ様です。

 読者選考のないこのコンテストで、ランキングに載って何になる? と考えると――

 カクヨムコンを控えているこの時期なので、今のうちに露出して★稼ぎをしたいのだろうなと勝手に推測しています。

 

 けど、考えてみてください。

 

 仮にも作家の卵ですよね。要項すら読めない人の小説? ってなりました。なりふり構わない手段で世に出るのは良いです。それは私、否定しないです。がんばってんなーと思います。とある女性が、体使って会社で出世するのを間近で見てますしね。笑

 

 でも私、あなたの名前、なんとなく覚えました。ほんでもって、絶対どの作品も、読まないです。


 私の信条として、読んでくださる方全員が宝物です。

 本当に支えてくださっていますから。♡や★、コメントやレビュー。とっても嬉しいです。それらがなくても、1PVだけでも嬉しいんです。ひとりひとり、ありがとうございます! と思っています。顔が見えなくても。誰か分からなくても。

 

 だから、それを蔑ろにして平気な人のは、読みたくないなぁ。

 卑怯とか言いません。どうでもいい。単純に、嫌い。


 そうやって、物語以外のところで、ひとりの読者を失っていますよ――



 ドラマとかでよくありますよね、コンペで裏から手を回して相手を陥れて、自分が大きな商談を取る。

 悪役にされがちですけど、それでもし勝てたなら、きちんと戦略を練った結果なんですよね(データ消すとかの妨害行為は除きますよ)。だって相手を研究しないとできないことだから。

 

 でも、本質はどうですか? 作品自体の質は?

 書籍化、大丈夫?


 大丈夫なら、何してもどうぞ。



 世に出ても、買いませんし。周りに「こいつ、汚い手使ったやつだ~きもー」って言います。笑



 視野狭窄が怖いなぁと思ったのでした。

 このコンテストだけじゃないよ。あなたの作家人生は、ただここから始まるのに。

 その時に胸を張っていられますか。



 あ、わたし、弱小で豆腐メンタルなので。炎上だけは、ご遠慮くださいね。

 

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