召喚師とケモミミでモンスターで魔物な少女たちの百鬼夜行

召喚師キトラは自分の力の謎を解きたかった。
その謎とは、使役する召喚獣がすべて少女になるという現象だ。
見た目は召喚獣の特徴をどこか持っていて、会話もできるし人間のように活動もできる。
しかし、なぜ少女の姿になるのか、召喚獣たちもそれはわからない。

召喚獣の餌である魂を与えつつ、旅をしていると少女スラーニが山賊に連れて行かれそうになっているところに遭遇する。
子どもに対してなんら愛着がないとはいえ、遭遇してしまったからには助けなければと、スラーニを助け再び旅を始めた。

すると、スラーニはキトラを追いかけて一人でやってきた。

「お礼をさせてください！」

スラーニの行動力と熱心な思いを無下にするのはさすがに悪いと思い、共に旅をする。
キトラが杖と召喚獣について調べようとしたところに父親を…続きを読む