第20話 最終回です

 こんにちは、皆さん。ティート・チェーザレ・アレクサンドル・コリオラヌス・ヴィットーリオ=マクシミリアン・リチャード・ルイ・フィリップ八世です。

 最終回にしてやっと正しく名前を書けた気がします。本当かな。


 なぜこんな時間に更新しているかというと、作者が急性胃炎の病院行き、本日の業務はだるだるだからですとも。

 さて中間発表が出ましたね。


 はい、ほぼわかってはいたことですが、長編通過ならずでした(しょぼん)。お星様も219まで来ましたが、どれもコンテスト外でいただいたものばかりなのですよね。

 ここで落ち込むということは、ひそやかな期待を持っていたということ(対自己憤怒)。

 偉大なるくまの末席に列するこの僕のように泰然としていてほしいものです。いや、やめて。僕まで胃が痛い。中に入っているの綿なのに。


 あ、常に泰然として見えてそうでもないよ、なシレア国殿下の短編は通っておりました。スピンオフだけ通ってどうする。

「星天の扉」(タイトルは薮坂様からいただきました)

https://kakuyomu.jp/works/16817330652626915649


 中間選考とっぱの皆様は、おめでとうございました! こののちの健闘をお祈りいたします(敬礼<ビシッ>)。


 しかし諦め切れないなぁ……。

 何度も跳ね返され跳ね返され描き直し描き直しを繰り返した本作、いいかげんにしなさいよ、という意味なのかしら。

 でも希望が「Web以外の場所でも読んでもらいたい」と思うと。

 そして、シレアが好きだよと言ってくださる皆さんのお声を聞くと。


 諦めきれないんです。どうしても足掻こうとするのは愚かでしょうか?

 他の行き先が見つかりません。電撃さんも、同社様ですし。


 胃痛がひどくなりそうです。いや、そう書いていたら本当にまた痛くなってきた。


 というわけで皆さん。

 初回体験記からまともな体験記を書かない作者による、作者代理のこの僕が! 行う体験記でした。お付き合いいただき感謝です。

 ちょっと風変わりなカクヨムコン体験記は、こちらで終わりです。


 落っことされても、跳ね飛ばされても、「アウロラが好きです」「シレアが好きです」の言葉を思い出すと泣いてしまう蜜柑桜でした。


「時の迷い路」は、大好きなイギリスへ、一ヶ月ほどの夏の研修で初めて行ったすぐ後。秋の日に描き始めた長編です。ドイツ語圏への留学を経て、10年ぐらいぶりに続きに手をつけて書き上がった作品でした。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889868322


 大改稿後のシレア国を読んでくださった皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございます。

 いつか本に、という夢が潰えそうです。やっぱりこの程度の人間はダメか。

 そんな後ろ向きな気持ちですが、この体験記は閉じたいと思います。


 こらぁ! 最後にまで解説のこの僕を差し置いて出てくるなぁネガティヴ作者ぁ!


 失礼いたしました。舞台袖に引っ込ませましたので、皆様、良い春の日をお過ごしください。


 ティート・チェーザレ・アレクサンドル・コリオラヌス・ヴィットーリオ=マクシミリアン・リチャード・ルイ・フィリップ八世拝🧸

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ちょっと風変わりかもしれないカクヨムコン8体験記 蜜柑桜 @Mican-Sakura

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