あとがき

 本文は1000文字となっています。


 お題を見て、今回は「呪われた橋」。

 橋と聞いて、昔話の『大工と鬼六』を思い出す。

 鬼が橋を作るので、自分の名前を当ててみせろ。

 というもの。

 でも、これは別に呪われていないな、と思った。


 とにもかくにも、私の身の上で大変なのが、カゼを引いてしまったこと。

 新型コロナに感染してしまったのかと思うが昨日は体温は36.4、今朝は35.6だったので多分大丈夫。

 でも鼻水が出てツライ。

 今は長編・現代剣戟活劇

『《なにがし》とかや云う剣、ありけり』を執筆中。https://kakuyomu.jp/works/16817330650841261529

 何としても、この年末年始で仕上げなければと完成を急いでおります。

 それが、まさかカゼをひこうとは。不覚。


 同じ作品を集中するのも何ですので、気持ちを切り替えてお題に挑戦させて頂くことにしました。

 私は伝奇系の作品が好きなので、ネットで「橋 怪談 別れる」でいきなり検索。

 一緒に渡ると別れるという伝承のある橋があればと思うと、実際にあった。

 京都の渡月橋だ。

 ただ、どうやって話しにしようかと思う。検索しておいてなんですが(^^ゞ

 別れたくて、渡る。

 好きなのに、渡る。

 漠然と考えて、後者の方が面白そうだと思って書く。

 でも、何で好きなのに一緒に渡るんだ?

 と理由を考える。

 恋は、障害があった方が燃える。ロミオとジュリエットみたいに。

 そう考えて、彼女の佐々木瞳が仕組んだことにしよう。

 別れるという障害があるなら、子供ができないだろう。

 という罠を考えた。

 そんな訳で、そういうラストになっています。

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呪われた橋 kou @ms06fz0080

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