捜査官だけど婚約者が死刑になりそうなので犯罪者になって助けます

【簡単なあらすじ】犯罪捜査官の主人公が死刑囚となった婚約者の冤罪を晴らそうとするが、そこには国の大きな陰謀があり、それを暴くために犯罪者になる話。
【詳しいあらすじ】魔法犯罪捜査課に務める刃風(はかぜ)は、死刑囚である婚約者が犯罪組織の手に渡っているのを目撃してしまう。止めようとするも犯罪組織の人間に捕らえられ、次に起きた時には人間ではなく魔法道具にされていた。どうやら世の中に出回る魔法道具は人間を材料にできていたようだ。しかし、魔法道具とは魔法適合者と不適合者の格差を埋めるこの社会の重要なアイテム。そのため国は犯罪組織による人間を材料にした魔法道具の製造を黙認していた。刃風は国のそうした陰謀を暴き、婚約者の冤罪を晴らすために、犯罪者となった。