ツインズソウル１　～古の魔女と紅い宝石～

　きちんとした戦闘描写で戦いを脳裏に思い浮かべられる。お互いの生存をかけた戦いが描かれる。
　作られた奇かいな首輪が生み出す物語。

　魅力的な人々や敵役。魔族などの思惑や主人公達の思いなどが交錯しファンタジーの世界を彩る。
　一騎当千の敵達との戦い。魔法生物やギミック。昔ながらの作品なのに古臭くなく読める、そんな一作です。

少年少女たちの成長を描く冒険ファンタジー。
魔女に奪われたカテリーナを取り戻すため、アルフレッドとリリアーナは旅に出る。

古き良き剣と魔法の世界。
強敵に敗れ、修行をして力をつけることになる展開などは、少年漫画のよう。自分は『ダイの大冒険』を彷彿としました。

しっかりとした世界観のもと、キャラクターたちが活き活きと息づいています。描写はとても丁寧で、安心して物語を追っていけます。とくに馬に乗るシーンなどでそう感じました。ファンタジーでも、その世界で人々はちゃんと生きています。

バトルシーンは大きな見どころで、小説でここまでありありと描くことのできる筆力と根気力に感嘆しました。読んでいて…続きを読む

こんなに短いんですね。
つまりどれだけ読みやすくてスピード感あって面白いかということでございます。

「読むの嫌い」を標榜する自分を〝読了させた〟、トンデモなファンタジー。
全編に渡るストーリーギミックの巧みさ。
特にアクション……すっごいぞ！

想像する楽しさに満ちた作品です。

壮大かつ神秘的なファンタジー世界、スピード感溢れるドキドキな戦闘シーンを、ストレスなく想像することができる描写。

主人公のアルフレッド君達の前に立ちはだかる困難。どのように乗り越えて、目的に近づいていくのか。想像が止まりません。
そして、そんな私の想像をひょいっと飛び越えていく展開。キャラクター達の心の動き・成長の魅せ方が巧みです。

特に終盤は「どうなるの？　どうなるのっ！？」とまさしく一気読み。タイトルの意味を知ったときには、胸が熱くなりました。

一作品を読み終えた満足感がしっかりありながら、続編へのわくわくが凄い……！

推しはリカード様です。こ…続きを読む

基本的な筋書きはみなさま語ってる通り、アルフレッドとリリアーナが、リリアーナの妹であるカテリーナを取り戻すために冒険の旅に出る物語です。

私はまずキャラより世界に引き込まれました。
ガッチガチ膨大の情景描写でもないのに、情景が浮かぶ。ひとえに言葉のチョイスが絶妙なのだと思います。

ラストバトル付近はハラハラハラハラなんですけど、敵がJOJOのスタンドかってくらい強いので、でもそんな中でも私は美しい情景をずっと思い浮かべてました。

第一部完ッ！
近々第二部発表予定とのこと。
乗り遅れぬようそれまでに読んでおいた方がよいかも、ですよ。

もうね、この作品は私の中の少年心が『続きを読ませろ』ってウルサイのっ！

だってファンタジー要素が全部詰まってるんだもん！　

最初は全然強くない主人公が、敵を倒す為に特訓して強くなる！

さぁ敵を倒してハッピーエンド♡

……にはなりません（苦笑）敵、強いの！

どうやって倒せばいーの、こんな敵っ！　作者様っ、設定ミス？

そんな強い敵に立ち向かう主人公を、ハンカチ握りしめて応援せずにはいられません！

そしてクライマックスには鳥肌が立ちます！
ここで私は持ってたハンカチで涙を拭い……うぅっ　お見事でございます！

これから始まる第二部をリアタイする為にも、今のウチに一気読みしちゃいまし…続きを読む

遺跡に眠る　魂が
沈む街から　舞い戻る
双子の絆　引き裂いて
太古の魔女は　牙を剥く


主人公たちの成長を丁寧に描いた、異世界ファンタジー冒険物語です。
プロローグから引き込まれていく、しっかりとした設定と世界観、
そこに生きるキャラクターたちの魅力も相まって、見る者を飽きさせない工夫が感じられます。

作者様ご自身も書かれていますが、チートなし、隠された能力なし、ハーレムもざまぁもなしの、
まさに正統派の王道ファンタジー作品と言えるかと思います。

強力な敵に立ち向かう主人公たちの成長を、
読みやすい文章で、最後までノンストレスで読むことができました。

双子のヒロイン×ヒーロー×王道フ…続きを読む

謎めいたプロローグから、主要キャラクター達の楽しげな場面から転げ落ちるように始まる超展開。

主人公陣営以外の描写もしっかりしており、物語に惹き込まれること間違いないなしです。

是非、読んで下さい！

今作にはファンタジーに求める要素が全部入ってます！
まず応援したくなる魅力的なキャラたち。
そして仲間との友情、異世界の美しい景色、さらに手に汗にぎるバトルシーン。
敵の魔族たちは圧倒的に強く、ハラハラします。
ストーリーにも謎が隠されていて、続きが気になります！

文章もシンプルで整っているので、引っかかることなく読み進められます。
迫力のバトルシーンも過不足ない描写で、緊迫感がありながらもきちんと分かりやすく書かれています。

現在第一部完、ということで、まだまだ続きますが、最初の伏線は大体回収されるところまで読めます！
15万字ということで、ファンタジー小説としては決して長くありません…続きを読む

世界観が分かりやすく作られており、入りやすかったです。また文の作りが丁寧で読みやすかったです。
次回を楽しみにしています。