旅人

ごつごつした岩肌の山が

目前に聳え立つ


頭上高い そこには

天からの恵 清らかな飛泉


両手を広げて 浴びる飛沫しぶき

我等四人 ここへ辿り着いた


喉を潤す 少年 

養い親の 老婆

堂々とたる 猛女

守り人は  我


この先 どうすると少年は問い

視線を泳がす 老婆

迷う事なく歩みを進める 猛女

黙って最尾を守る 我


少年の名は 老婆の名は

先導者の名はなんという


そして守り人 我はなぜにここにいる


見つけし洞窟に身を寄せ合い

宵闇の月の光の雫で 明日を卜占ぼくせんし 


「オレの名は キラ」

「僕の名は 駕琉がる

わたくしめは まり


名を名乗りしその精悍せいかん形姿なりかたち


「我は マモル」と名乗った


そして 共に遥か彼方の城を目指す


そして 我らは旅人となる



⭐️ 今日見た夢を詩にしてみました










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