詩集 2 青い糸

我は気分屋

喫茶店の片隅で

本を読む　我（われ）

珈琲の芳香に包まれて

「優雅だわ、まるで、セレブな気分」

『こんな事がセレブなんかい！』

ひとりツッコミ……トホホ

「セレブってなんじゃらほい」

窓の外を眺めて　ため息😮‍💨ついた

珈琲　タカっ！

ケーキも　タカ！

もう一杯の　クリームソーダー

ためらう　ためらう

世の中　全部が　高騰しても

「手に入る　銭は　全然　増えやしねぇ」

575字余り……ナハッ

こんなんで　どうやって

生きていけって　言うんじゃい！

人間が食うに困れば

　熊さん　猪っち

　鹿っ子　　お猿

森から　出てくる　出てくる　

一体誰が悪いんじゃい！

熊は射殺されるもんの

猪は嫌われるもんの

鹿は車に激突するもんの

猿は子供を噛むもんの

みんな必死に生きているんだ

友達なんだ〜。

じゃあねえのかよう！

柿の木伐採すれば　すむ話かよう！

柿の木切ったら　街にくりだし

餌を探して　歩きまわって

もっと人を傷つけるんじゃ　ねえのかよう！

どないしたら　街に　人に　

危害を加えないのか

もっと　もっと　考えてくれ！

お前らボケか！ナスか！

おたんこ　ブウ！

駆除ばっかしてんじゃねえよう！

人間だけの地球じゃねえよう！

戦争ばっかしてんじゃねえよう！

腹の虫がおさまらないよう！

頭にくる事ばっかだよう！

人生なんてあっという間に　過ぎていくのに

争ってる時間なんてねえだろうがっよう！

➖ここでいきなり

　　　　　冷静になりにけり➖

大事に生きなきゃ後悔するやん⤵︎

おんなじ気持ちの人　いるのかな⤵︎

なんだか　悲し過ぎる　世の中に

無性に　虚しい　限りで　ござんす

喫茶店の片隅で

ボヤキ　まくりの　

我は気分屋