第9話喜びと感謝に対するハナムケ


生きる


それが真実なのか


判らないけれど


メッセージを贈ります


誰に


何に


贈りたいのか


判らないけれど


無性に今は哀しく


涙が溢れ出して止まりません


運命に従い


反論し生きてきた


活かされてこれた


そう今は思います


誰もが歳を取るなか


私は例外な若き人間だと


思ってしまうのです


今思います


人間はより若く生きていく


新芽なのではないかと


閉ざされたカーテンを開いてみて下さい


そこには神々しい何かが


待ってくれています


苦しみに耐え抜くこと


それは確かに必要だけれど


周りには貴方を必要としている


兄弟であり


親がいます


生きる


それは償いかもしれない


また喜びであれば嬉しい


自分を責めて生きています


それが今は良いとも思えますが


本当の喜びを忘れないでほしい


何処にも逃げ道はなくとも


貴方が此処にさえいて頂ければ


世界もあらゆる生命も


何より救われるのです


私は今思います


何故此処まで生きて


活かされているのかと


運命に従い生きる


それが答えならば


自分らしく生きぬいて下さい


余り考え過ぎずに


思いを吐き出しだして


大切な大切な心はより心を求め


貴方を優しく穏やかな


光か闇が包み込む事だと


思います


今はただ心配してくれる


皆が嬉しい


けれど涙が溢れ


しょうがない


私は生きて来て


産まれてきて


良かったと思います


「感謝」


「ありがとう」


それを何かに思えば思うほど


道は拓け


貴方が必要な人間だと


判る日は訪れると思います


私はまだまだ判っていないけれど


ただ朝陽


夕陽を感じる


この世界が好きでしょうがありません


ありがとうございます


私はきずきのが遅かったのか


早いのかは判りません


けれど「繰り返す事」


そこに意味があり


無駄などないと思い


大いに無駄を承知で生きてほしい


そう願いながらも


大切な人々の


平凡な日々ほど


尊く豊かなものはなく


貴方を照らす


貴方という


稲穂は限り無い


この大地に根差した


喜びなる産物なのです


私の心は今こう言います


少しでも楽を苦を味わい


生きて来れて良かった



そして蛇足なれど


幸せであり


愚かなればこそ人は豊かな


心を揺らして


不安定なる


この身を焦がし


人間として


病気を忘れまい


忘れまいとして


活かされ


無意識に書かされている


そんな気がします


貴方は私を助けます


私は貴方を今思います


何か不思議な防波堤を作り


私は私を風に実を任せた如く


その意は私にはないのです


素晴らしき朝は感慨に耽った


今暫らく心の中で


穏やかな光を丁度良く


与えて下さいました


自惚れだけれど


それが私なら


何もありません


「ありがとうございました」


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