3.答えられない問い。
私は生ぬるいカフェラテを
一口だけ飲んで、そっとおいた。
私は私が分からない。
私は何をしたいのか。何を好きで、
何を嫌うのか。私はどうしたいのか。
なにも分からない。からっぽなんだ、私。
いつも自分に問う。
たくさんの矛盾した問題を。
当たり前だけど答えれる時はない。
何時間も答えを探す。
そして、自分の答えに納得がいかなかったり
怒りや、寂しさであふれて、
頭がぐちゃぐちゃになったら
沢山泣いて、考えるのをやめる。
結局、私は私が分からない。
でもそれは私だけじゃない。
きっと誰だって、
「あなたは何者でなんのために生きている」
と、問われたら答えられないと思う。
だが、答えられる人もいると思う。
でもそれはそれで面白くない。
人生は山あり谷ありだ。
それが人生なんだ。
何も無い真っ直ぐの道を歩くのは
誰だって楽しくない。
と、強気で考える私だけど
そんなに簡単じゃない。
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