第11話 「サウジ王の驚き」

「ダヴィデよ!お前はまだ若い・・本当に戦いに出ようというのか?

死ぬかもしれないのだぞ?」


「サウジ王様!

この戦いは、起源の主の戦いです!

私は決して死にません!必ず勝利を治める事ができる!と私は信じています。

どうか戦いに参加させて下さい!

それに夢見の少女セツラの預言を受け、私は敵の将軍を打ち倒す事ができる!と確証を得ているのです。」


「何だと?

夢見の一族がお前の勝利を預言したというのか?」


「その通りです。」


「夢見の一族は謎が多く、会う事が叶わないと言われているのに、どこで出会ったのだ?」


「彼女が蛮族の野党に襲われるところを

偶然助ける事ができたのです!」


「預言者サムル様だけでなく・・・

夢見の一族の継承者であるセツラを仲間に加えているというのか?

これまで何度も、夢見の一族に使者を送り、招集を呼び掛けたにも関わらず・・彼等は耳を貸さず、決して応じようとしなかった。王である私に見向きもしなかったのだぞ!!!」


<この少年の心が熱い・・・

確かに特別な力を持っているようだが・・何を秘めているというのか?>

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