第9回🐔俺は “俺の考える面白い” でぶん殴りたかった1

 本日の話題

 ・今日からコンテストランキングが表示される件

 ・なんだかすごくほめて貰って、無限にニヤついている

 ・自作語り。タイトルと序盤の展開で意識したこと



 ◆ジャンル別ランキング解禁


 本日0時から、トップページの最上段がレイアウト変更。

 カクコンのジャンルのTOP100をランダムで表示されることになった。

 それに合わせて、ジャンル別TOP100も発表された。


 八軒は昨日の段階で、

 異世界ファンタジー週間ランキング 212位だったので


 無理だよぉ! 異ファンだけ150位にしてくれよん! と思っていたのだが


 https://kakuyomu.jp/users/senno9/news/16817330650468128340


 乗ってた(; ・`д・´)


 コンテストに参加していない作品+プロ作家部門の先生方のつよつよ作品が除外された結果こうなった感じだろうか。


 現在89位 順位としてはギリギリのギリ。

 これから、上げていけるのか、明日には沈没して、記念ランクインとなってしまうのか? 推移を見守りたいところである。


 このランキング表示のおかげで、TOP100が圧倒的に有利になるか? と言われるとそうでもないかもしれない。PC版でもスマホ版でも各応募ジャンルから3ジャンルがランダムで選ばれ、その中で、さらに3作品がランダムピックアップされる形のようだ。ここには、ランキング順位で乗りやすくなったりとかは無いらしい。


 8個の応募コースがあり、その中でもランダムなので、例えば、

 ライト文芸・ホラー・カクヨムプロ作家 

 みたいな形で表示される事も多い。


 一ジャンルに限ったら、前より露出減るかも。


 異世界ファンタジーガンガン表示されて、PVうまうま! とかにはならないだろう。ただ、ワンクリックでランキング欄には入れるので、100位以内と、100位以下は多少は違いはあるだろうと予測する。


 100位以内に残り続けたいなぁ……



 ◆褒めてもらって無限にニヤついた日


 昨日は、エドガーのお話を読んでもらえて、とてもほめて貰えて嬉しかった。やっぱり頭を捻って書いた作品が褒められると嬉しいよね! 無限にニヤついてしまった。創作は孤独になりがちなので、読んでくれた人から、直接感想を貰えるととんでもなくモチベアップに繋がるんだ! もっと褒めてくれていいよ!



 ◆自作語り タイトルと序盤の構成の話


 気持ちよくなったついでに、自作語りをやってしまおうのコーナー


 今からの話は自作

 お気楽南国倉庫部隊に左遷されたけど、毎日快適で幸せです。魔導機関技師エドガー立身出世伝

 https://kakuyomu.jp/works/16817330647809325783


 の序盤の構成を下敷きに話すので、ぜひ最初の数話だけでも読んで頂きたい(無節操なダイマ)



 ◆まずは世界観を“ワカラセ”る! 必要があった


 第4回で、カクヨムはあんまりってないヨネ、自由にやってるよね。と書いたが、あれは一部間違いかなと思っている。なろう程は支配的ではないが、異世界ファンタジージャンルの中では流行はあり、今は【ゲーム内転生+悪役+やり直し】が強い。


 そして舞台はやはり剣と魔法のナーロッパ世界観+α。スキルや、レベル要素も散見される。これらの世界観は、カクヨム読者には説明不要で、すんなりと入っていける内容だと思う。物語世界の下地が一般化されているから、新たに世界観インストールする必要がない。どこかで見た物語のイメージをそのまま流用できる。わかりやすいし、何より展開を早くする事ができる。


 一方、エドガーの話は、異世界ファンタジーと言いながらも、実質はオリジナル戦記+スぺオペの世界観に近しい。剣と魔法の世界は過去のものとなり、冒険者はおらず、魔導機関と呼ばれる機械文明が発達した近代国家を舞台にしたお話だ。

 

 そう、ごりっごりの特殊世界観で、かなりの説明描写を必要とするお話なのだ。


 Web小説では世界観語りは禁忌! ブラバ不可避! そんなかったるいもん読んでられるか! ヒロインとイチャイチャさせろ! 自己満は死ね!


 最もである。さすがの八軒でもそう思う。読書コストの高いお話はつらいんよ。眼精疲労とかもあるし……(´・ω・`)おっさんやしな


 でも八軒は思った。

 俺は俺のやりたい事をやるんや! これがええんやろ? やなくて、これが面白いと思え!!! をしたかった。


 ところで、八軒は以前から、『初枝れんげの小説家になれるチャンネル』というYoutubeチャンネルのリスナーをしている。

 主に小説家になろうで活躍をされている書籍化作家様、初枝れんげ先生が運営されているWeb小説を書いて書籍化作家になっちゃおうという趣旨のチャンネルだ。

(規約などに引っ掛かるかもしれないので、URLは張らないが、とても勉強なるので、ぜひ見てほしいと思っている)


 その中で先生の提唱されている概念が、である。


 初枝先生の書籍化処女作は、

「異世界で孤児院を開いたけどなぜか誰一人巣立とうとしない件」

 という。


 一時期の馬鹿にされてしまったなろう界隈。その時代の代表主人公として、名前のあがってしまう


 理不尽な無双っぷりで活躍し、ヒロインの頭を撫でれば即完堕ち。ライバルのミヤモトを思いっきりざまぁして、性格は尊大無比。(Web版 書籍版はまた違うんだよなぁ)


 どんな人格破綻者が書いたのかと思いきや、初枝先生自身はいたってクレバーで理知的な方だった。(八軒は毎日欠かさず視聴しているので、初枝先生有識者である。あの先生は、とても聡明でいらっしゃる。そして、目的のためならば何でもするというハングリーさがある)


 先生は、自作が伸ばす為に、徹底的にを汲む事を目指したそうだ。


 そして、その読者ニーズの根幹はすなわち、である。と。

 実際、Web小説は、書籍の本よりも手軽にさくっと読めるのが特徴だ。なろう小説で、無双やざまぁ、起伏なく主人公がひたすら活躍しモテモテなお話が好まれるのは、この快楽の原則であるという。主人公=読み手。主人公がひたすら良い想いをする事で、読んでいる人間も気持ちよくなれるのだ。


 同じくYoutuberであり漫画家の山田玲司先生は、自身のチャンネル内で、『麻酔コンテンツ』と『覚醒コンテンツ』というものを提唱しておられる。


 麻酔コンテンツは、つらい現実世界を忘れ、没頭できる優しいコンテンツ。

 覚醒コンテンツは、頭をぶん殴られたように衝撃を受け、深く考え込んでしまう、翻って、現実での自己はどうか? など考えてしまう、啓発的なコンテンツのことだそうだ。(八軒の理解が間違っていたらすまない)


 なろう小説はこってこての麻酔コンテンツである。ここにリアルの辛さなんかいらない。出てくる女の子は等しく美少女で、主人公はモテモテだ。ヒロインが殺されてしまったり、主人公が失恋するなどもってのほかだ。試練も挫折もそこには要らない。そんな事をしようものならコメント欄が大炎上する。

 そんななろう小説に、現代社会に疲れた人々は熱中した。


 これらの理由で、なろう小説はどんどん極端なものになっていったのだが(これは初期なろうは含まれない。無職転生などは挫折いっぱいする)、とにもかくにも、読者に物語を読ませるという点において、はめちゃくちゃ有用なのである。誰しもご褒美があれば、頑張っちゃうもんね。



 なら――


 ならさ、、ちらつかせまくったら、俺の設定鬼盛の小説、何とか読んでもらえんかな?????


 八軒はそう思った。思ってしまったのである。



 長い! 次回に続く! 本題に入れなかったのは痛恨の極み!

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