第3話 犠牲

「昨日は、たくさんの犠牲が出たと同時にみんな苦しそうだったな。

さて今日は、どんな出来事があるのだろうか?」

昨日の静岡の逆襲で軍は警戒態勢に入っているようだ。

「昨日以上にみんなピリピリしてるな〜」

今日もいつもと変わらない日常が始まったのであった。<まだ3日です>

「今日は、いつも以上に戦闘が多いな」(ピュンーぐチュ)

「ウッ...」

しかし、そんな考え事をしている間に味方がひとりやられていた。

「!!」

どうやら、5.56ミリ弾で撃ち抜かれたみたいだった。

少しの不注意で仲間を1人失うなんて思いもしなかった。

もう1人の仲間は、寝ていた!

「こんな時に寝てんじゃねぇー!」

「うわっ」

「なんだよ急に起こしやがってよー」

「いや、味方1人死んでるのにのんきに寝てるんじゃねー!」

「うっわ、死んでるし」

「死んでるしじゃねーよ!」

              以下略

こんな会話が1時間に渡って続いた。

しかし、親愛なる味方を1人失い何か心のなかぽっかり穴が空いた気分だった。

そして、戦闘もなく拠点に無事戻った。

夕飯を食べてまた1日が終わったのだった。

「...」

夜は、なにかの喪失感を感じていた...




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佐賀と静岡の壮絶な戦い 富士山の二階堂高取 @kokuyonodesikunnzyaaaaa

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