新作構想中 その6



今年は新作さくさん書いている気がしますが、コンテスト用だったりカクヨムコン用だったり、目的をもって創作するのは良きかな。しかしながら、今回の新作は特にどこかに出すでもなく、各投稿サイトさんに掲載する用の短編小説となります。



◆~タイトル~◆


戀歌楼れんかろうの案内人』


◆~キャッチコピー~◆


お客様、どうか誓約をお忘れなきよう―――。



◆~あらすじ~◆


戀歌楼。

主に異形を商品として扱う見世である。

もちろん、気に入ったものがいれば身請けすることもできるが、その際は案内人が提示した手付金と簡単な誓約書を交わすこととなる。

この見世で取り扱う商品は、どれも欠陥品ばかり。キズモノだったり、どこかイビツだったり、感情が安定していない出戻り品なども多く扱っているため、取り扱いには細心の注意が必要とのこと。故に誓約書を読んでいただき、同意の上、商品を受け渡す運びとなる。


帝都と呼ばれる魔都の片隅に、ひっそりと佇む娼館、戀歌楼。知るひとぞ知る異形の見世を案内するのは、人形のように美しく妖艶な女主人。


今宵も異形に魅入られた、ひとりの客人がやってくる。

何度も通い、言葉だけ、視線だけ交わし、やがて生まれるもの。

それが恋か愛かは定かではない。

相手は異形なのだから。



この物語は、異形とそれに魅入られたひととの、美しくも儚い恋愛奇譚である―――。



◆~小タイトル~◆


※ 誓約書 ※


第一章 金魚すくい

一、金魚の恋

二、水槽越しの逢瀬

三、まだ、動く

四、あなたにすくわれる


第二章 カザキリ

一、守るかわりに

二、あたたかいね

三、鳥籠の金糸雀

四、うたう


第三章 毒蝶は夢をみない

一、近寄らないで

二、ふれられない

三、死のくちづけ

四、永遠の契り


第四章 戀歌楼の案内人

一、約束

二、秘密

三、終わらない夢

四、ないものねだり


あとがき



◇~ひとりごと~◇


今回の短編は和風ファンタジーなBLなのですが、明確な時代背景などはなく、明治や大正風な世界観。着物とか建物の雰囲気とか。でもこのセカイのひとたちは魔導回路という技術を持ち、生活において魔導という概念が当たり前。その技術は人間さえも生み出すとかなんとか。


戀歌楼れんかろうは娼館ですが、もちろん普通の娼館ではありません。その秘密は読んでのお楽しみ!←まだ一文字も書いてませんΣ(・ω・ノ)ノ


ということで、前にも近況ノートにさらっと書きましたが、今回は先に各章と小タイトルを決め、書いていくスタイル。今から書くのが楽しみなのですが、第四章ですべての謎が明かされるという構成となっております。


この作品は時間をかけてゆっくり書こうと思っていますので、公開は今のところ未定ですが、書き終えたら再度お知らせします。


以上、新作構想中その6、でした~!

新作構想中その7につづく('◇')ゞ



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