2023年6月上中旬 辿り着く、前へ進む 

失敗召喚師の残念レポート。


書き始めたのは2022年10月半ば。

途中3月4月は別作品執筆で停止状態だったので、実働6か月弱。


第二編ラストまで半年で到達。

総文字数47万字。


思えば遠くへ来たもんだ、である。

いや本当に。


書き始めた時はただ熱量のままに書き進めていた。

次第に語彙を学び、知識を得て、物語をより深くしていった。


まさかここまで長く書けるとは思ってもみなか―――

いや、書けるは書けると思っていた。

良文悪文は別として。


だが、色々な方に読んでもらえるとは思っていなかった。

本当に、本当に、有難い事である。




さてさて、そんな時に見つけた物。


『第31回電撃大賞 電撃小説大賞』


大きなコンテストだ。

流石に大賞を取れるとは思わないが、短編部門に一つ二つ応募しよう。


何事も挑戦しなければ始まらないし、成長しないからね。


というわけで、再び失敗召喚師は休止。

毎度毎度すまんな、ジルよ。


とりあえずバチッと思いついた物を書く事にする。

後で確認したら元々原案メモに有った内容だったが、ここで閃いた。


レシプロ戦闘機。

運び屋。

おっさんと可愛い娘。


あと、空戦。


個人的には軍事兵器って浪漫があると感じる。


が、現実にある兵器は色々と制約が多い。

零戦ぜろせんとはこうだ!隼はこうなのだ!陸攻はここが良い!という奴ね。


これだけでも『ゼロセン』だ、いやいや『れいせん』だ、なんて議論が起きる。


個人的にそういうのも嫌いじゃないが、読者側には雑音になりそう。


ならば、それを取っ払ってしまえばいい。


完全に独自の戦闘機とその名称を作ってしまえば解決する。


という訳で、蒸気機関で動くレシプロ機、という物を作り上げた。

魔法アリの異世界だから、機体内部のアレコレは魔石だ魔法だ、でカバー。


おおよそ10日間で35,000字完結。

まぁ、良いんでないかい?


電撃小説大賞の作品字数基準は、

〔長編〕12万字以上18万字以内で完結していること。

〔短編〕2万字以上4万字以内で完結していること。

ですからね。


4万字以内の作品って、いい気分転換になりますな。

もちろん書くのに時間はかかるけど、脳の違う部分を使っている感覚。


超大作を新規で書き始めるのは中々難しい。

書き続けるのはもっと難しい。


切りの良い所だったり、コンテスト開催のタイミングで短編中編を書く。

個人的にはだらけると停止しちゃうタイプなので、一気に書き切る。


そして、4万字以内でスッキリ綺麗にまとめる。

短中編脳に切り替えるのだ。


そうすると長編脳へ戻った時に新鮮な感覚を覚える。


多少体得出来たと感じたのは、情報を短くまとめる技術。

これは先の賢いヒロインコンテストへ送り込んだ作品も同様なのだが。


長々と書くと文字制限を突破してしまう。

だからと言って無理やり削ると情報量が足りなくなる。


いい塩梅でそれが出来れば、良い文章になるのだろう。


まだまだ未熟ではある。

が、先へ先へと進んでいきたい。


これからも色々と挑戦だーっ!

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