2023年2月中旬 お仕事コン、我未熟なり

2月13日。

「楽しくお仕事 in 異世界」中編コンテストの最終結果発表。


拙作は、最終候補にすら残れなかった。

うむ、残念。

だが、順当な評価だろう。


自分の未熟は自分が一番よく分かっている。

処女作の『別天地ルポルタージュ』は、はっきり言って拙い。

これで受賞出来る程、世の中甘くない、当たり前だ。


でも、中間選考は突破したので、ほんのちょっとは期待した。

うん、間違いなく期待はした。


チクショー!(ノシ# ゚Д゚)ノシ_バンバン


ふう。

さてさて。


分析・・・・・・と言うほどの事は出来ない。

自作の未熟さ故、と言うのが大きい。


でもそれではつまらないので、ちょっと考える。


自作は文章や描写が稚拙である。


キャラクターも少なく、名有りのキャラは十人未満。

メインキャラに至っては一人だけだ。


更に、いわゆるな題名では無い。

スキルもチートもハーレムも無い。


で、ありながら有難い事に中間選考はクリアできた。

何故だろうか。


未熟な自分の勝手な想像でしかないが、選考する側の事を考えてみた。

選考する側、つまりは作品を商業ベースに乗せる事を前提とした目線、という事だ。


現在、数多の作品が世に出ている。

つまりそれだけ、競合する作品が多い、という事でもある。


その中で『売れる作品』とはどういったものだろうか。



パッと浮かんだのは、流行りを取り入れた作品。

これは分かりやすい。

いわゆる今時の題名、作風、要素といった所だろうか。


今売れている作品と同じ系統なら、その売り上げも期待出来るだろう。

言い方は非常に悪いが、安牌アンパイ的な物、といった所かな。

(こうした作品や作者様を揶揄する意味合いは無い事を付け加える)


基礎となる前提がある事で、受け入れられやすい、売りやすい、と考えられる。

反面、競合する同系統の作品が多く、埋没しやすい、とも考えられる。



この対極が、流行りを作り出す作品。

つまりは基礎を持たない独自の世界観や作風、テーマ、といったもの。


市場が飽和状態にあると、どんな商品でも読者は違う物を求めるものだ。

そこに訴求出来る作品を送り込めれば、大きな波を作り出せるかもしれない。


競合する作品が無い、もしくは少ない事で、当たった際に大きな利益が見込める。

反面、これは博打だ。

同系統の作品だから気になる、という流入が無いため、完全に空振りもあるだろう。

(編集者様方が博徒ばくとだ、などと揶揄する意味ではない事を付け加える)



他にも色々考えられるが、とりあえず分かりやすいのはこの二つ。

で、自作は?と考えると稚拙ながらも後者だろう。


そう言った部分で、ある種の『引っ掛かり』を生じさせられたのだ。

真実は編集者様方のみぞ知る、だが、ポジティブにそう考えておく事にする。


自分の執筆力は未熟も未熟。

何せ、書き始めてまだ五ヶ月だ。

『別天地ルポルタージュ』に至っては、書き始めから一月半の時点の作品だ。


つまり、それが編集者様方に引っ掛かりを作れたのだから、胸を張るべき事。

そう、この路線で問題は無いのだ、と前を向くべきだ。

私はそう考えるのだ。




まあ、今時というか、スキルとかチートとか、巧く表現出来ないから。

そういう作風で書け、と言われても、難しいからね。

上記の様に思っておかないと、寝込んじゃう。


もっと頑張ろう、うん。

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