2023年1月下旬 読者からの言葉、前を向く力

『失敗召喚師の残念レポート』


この作品は勢いで書き始めた。

だが、今や私の日常に組み込まれている。


作中に登場する人々は私の脳内で生きているのだ。

異なる世界は確かに私の中で存在している。


それが読む人の中にもあればいいなと思っている。


だからこそ、読みやすいように文章を書く。

巧く書けるように色々と考える。


読む人の中に物語を、世界を届けるために。




そんな事を想いながら書き進めて早90話近く。

先般改稿も行い、体裁も整えた。


宣伝の影響か、読んでくれる方も増えた。

カクヨムコンの影響もあるのか、近頃は特に。


そんな折、とある方からのメッセージを貰った。


『作品の目指す先が分からない』

『主人公は失敗ばかりで面白い点が見つからない』


実に厳しい指摘である。

貰ったのは改稿を行う前でもあったので、

読みにくかったことも一つの理由かな?


今、応援コメントを見返しているが、

そのコメントが見付らない。

私は削除していないので、ご本人が消したのかな?


今後の戒めにも残しておこうと思っていたのだが・・・・・・。



それから少し後。

今度は別の方からご報告を頂いた。


『悩んでいた時に作品を読んだ』

『前を向くきっかけになった』


正直言って、読んだ瞬間に涙ぐんだ。

まさか、私の作品でそう思って頂けるとは。


異なる世界、そこに生きるジル達。

それをありありと感じてくれた。


ご本人から感謝の言葉を頂いたが、

私の方からも感謝の言葉を述べたいと思った。


百万の言葉をもっても足りない程に、

私は感謝の気持ちで一杯だ。




この他にも様々な応援コメントを頂いている。

見逃していた誤字の報告を頂く場合もある。


コメントを残す、という手間をかけてくれているなんて、

本当に感謝しかない。


コメント一つ一つが私が前を向く力になる。

次の話をどうするか、と考える力になる。


有難い事だらけだ。


そんな方々に私が感謝の気持ちを返せる事は一つだけ。

この作品を書き続ける事だけだ。


楽しみ、僅かばかりの活力を得てもらえるように。

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