中書き

 文中序盤で黒衣の詩人——ノヴァリスの名を出していたが、実のところ彼が本当にノヴァリスであったか、絵画に描かれていた人物であったかは定かではない。けれど欠けた記憶を埋めるには十分であったために、彼の名を二度と忘れないように、その名を使わせていただいた。


 書籍後半では、解読することができた物語の1つを掲載しようと思う。

 僕は自分で文章を作ることが苦手であるため、物語は歴史書に記載があったものをそのまま掲載することにした。しかしこの提案はサーシャによって却下され、サーシャと共同で小説のように仕上げることにした。

 真に語られた歴史そのものではあるが、詩物語としても楽しんでいただけたら幸いである。

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