第10話 秘密の関係な変人ども

う、うるさい...。

耳を塞ぎたくなるような喧騒。

きらきらと光り輝く人工的な光たち。

「杏!!こっちこっち!!」

普段はあんなに大きくて迷惑な湊の声も今はやっと聞こえるくらいだ。

耳が痛い...。

湊が私を手招きしているのは大きなぬいぐるみが並ぶクレーンゲームの前。

「杏センパイ!欲しいのあるっすか?オレ、とるっすよ!!」

悠真くんが片耳を手で塞ぎながら私に声をかけてくれる。

ありがたいけれど私は首を振った。

ていうか、できれば帰りたい...。

「なんだ、白雪。腹でも減ったか?」

神楽先輩が私の顔を覗き込む。

人が元気ない理由って空腹だけじゃないんですよ...。

まあ、少しは空いてるけど...。

「わ、わかるよ杏。こういうところって落ち着かないよね...」

大きなぬいぐるみを抱えながら大和が言った。

格好と言ってることが噛み合ってないけど!?

実はめちゃめちゃ楽しんでるじゃん!

ていうか、クレーンゲーム上手いね!?

「す、すすすみません、場違いみたいなボクが来てしまってすみません。お許しくださいぃぃぃぃ」

隅の方で蓮くんが叫んでいる。

幸い周りの喧騒のせいで他の人には聞こえてないみたいだけど...。

ありゃまた、ツイートしてるな...。

「おい、ぼーっとしてると変な輩に絡まれるぞ」

視界にすいっと入ってくる皇会長。

変な輩ねぇ...。

私の中での1番変な輩ってあなたなんですけど...。

「ほら、杏!せっかくゲーセンに来たのに突っ立ってちゃもったいないよ!」

そう、私たちはゲーセンに来ている。

なんでも私たちの町に新しくできたとかでみんな行ってみたいということで急遽みんなで来ることになった。

「そうっすよ!オレたちと遊んでくださいっす!」

湊と悠真くんはノリノリだなぁ。

こういうところ、好きそうだもんね...。

私はできれば静かなところにいたい人だからちょっと苦手かも...。

「お!あっちにゲーセン限定の味のお菓子が!」

神楽先輩が楽しそうにクレーンゲームを回っている。

あの人は本当に全体的に食べ物が好きなんだな...。

もう腕の中はいっぱいなのにあちこちに走り回って取り続けている。

「あっちは?」

「うん、行ってみようか」

大和は、葵ちゃんと一緒に回っている。

2人で色んなものを見て楽しんでいるみたいだ。

あそこの2人はほんとに微笑ましいな...。

「はぁ、炎上させるゲームがあったら大優勝なのに...。なんで世界は陰キャに厳しいんですか......」

1人でぶつくさとつぶやく蓮くん。

この中で1番ゲーセンが似合わないのは蓮くんかもね...。

私よりも馴染めてなくて可哀想だ。

「うっわ、ぼったくりだ。ふざけんじゃねぇ」

ゲーム機にガチギレする声。

視線を向けると、皇会長がいた。

あの人も結構子供っぽいところあるんだな...。

「はぁ、疲れた...」

向かい側から歩いてくる疲れた表情の男子。

なんか私と同じようにゲーセン苦手な感じかな...?

その顔を見ると、なんと!

「樹くん!」

私の大好きな樹くんだった。

ゲーセンでも来てみるもんだぁ!

まさか放課後に樹くんに会えるなんて...!

「白雪!」

樹くんは私を見つけると駆け寄ってきてくれる。

やばい、幸せだ...。

私も樹くんの元に駆け寄った。

「今日は部活じゃないんだね」

私は言うと、樹くんは頷いた。

樹くん、毎日のように部活あるから放課後遊んでるのとか見たことないもんね。

そんな珍しい時に会えるなんて夢みたい...!

「今日、顧問が休みでさ。練習、急遽なくなってみんながゲーセン行こうって言い出して...。俺、こういうところ苦手なんだけど誘われたから来てみて案の定へとへとになってたんだけど...。白雪に会えたから来たかいがあったな」

え...?

樹くんの言葉に目を見開く。

それって...、私と会えて嬉しいって思ってくれてるってこと...?

「樹く―」

「はーい、ストーップ!」

「近すぎっすよー」

樹くんに確認しようとすると、私と樹くんの間に湊と悠真くんが入ってきた。

ちょ、ちょっと!

話したいことあったのに!

「なんだよー、白雪と話してたのに」

樹くんも心做しか不満そうに湊と悠真くんを見る。

私と話してるの楽しいって思ってもらえてるのかな...?

だとしたらものすごく嬉しい。

「ダメだよ!杏を独り占めしちゃ!」

湊が腰に手を当てて文句を言う。

ひ、独り占めって...。

私、樹くんになら独り占めされてもいいかも。

「そうっすよ!抜けがけは許さないっすからね!」

抜けがけって私のことをまるで取り合ってるみたいに...。

そんなわけないのに。

悠真くんの言葉に私はため息を吐いた。

「ちょっとくらいいいじゃんかぁ!お前ら同じ部活だろ!?」

樹くんも言い返す。

意外と子供っぽいところもあるんだなぁ。

可愛いかも。

って言うか、私、樹くんに甘すぎ?

いや、いいよね、だって好きなんだもん!!

「樹こそ、同じクラスだろ!?」

湊も譲らない。

確かに同じクラスなんだけど...。

そこまで話す機会ってないしね。

「ていうか、センパイたちは同じ学年なんだからいいじゃないっすか!オレ、学年すら違うんすよ!?」

悠真くんがまるで演説のように訴える。

そんなに熱弁することかね...。

学年違いとか言いながら何気に休み時間とか遊びに来るじゃん?

「わかった、そんなに言うなら勝負だ!」

湊が2人に謎の提案を持ちかける。

え、勝負...?

お願いだから変なことはやめてよ...?

「いいっすよ!」

いや、あなたたちが良くても...。

ノリノリな悠真くんにため息を吐く。

樹くんは普通な人なんだから、そんな勝負に乗るはず...。

「いいだろう!」

乗るんかい!

無理しなくていいんだよ...?

でも意外と樹くんも乗り気で、3人でクレーンゲーム対決をすることになったみたい。

「誰が1番取れるか勝負だ!」

ああ、なんか始まっちゃった...。

こうなっちゃうと私が入る隙ってないよね...。

まさか樹くんもやるなんて、男子ってこういうこと好きなんだね...。

「ったく、無駄だってわかんないのかね」

隣から呆れたような声が聞こえた。

疑問に思って視線を向けると皇会長がいた。

無駄...?

いや、確かに無駄でしかないけど...。

「無駄ですよねー」

私も同意する。

きっと私が思ってることと同じような意味で言ってるんですよね。

すると皇会長は意地悪く口角をあげた。

「お前もわかってねぇだろ」

皇会長の言葉に首を傾げる。

私もわかってない...?

それって私の思ってる意味とは違うってこと...?

「だから、あんな勝負するよりその隙にこうやって隣にいれば誰よりも近くにいられるだろってこと」

そう言って皇会長が私の顔を覗き込んでくる。

なっ...!?

ど、どういうことですか!?

「ええ!?」

私は急いで皇会長から後ずさった。

今のは、どういう意味なんだ...?

私のそばにいたいってそう思ってる...の...?

「なーんてな、びっくりしたか?」

皇会長は楽しそうに笑った。

人をからかって...!

ほんとに意地悪な人なんだから!!

「びっくりなんてしてません!」

私は皇会長から顔を背けた。

こんな人のからかいに驚いてたまるか...!

私が叫ぶと、皇会長はさらに面白がって笑う。

く、悔しい...。

と、私が悔しさを噛み締めていると皇会長は腕時計を確認する。

「おっと、そろそろ時間だな」

時間...?

今日はこの後特に用事は無いはずだけど...。

誰かと待ち合わせでもしてるのかな...?

生徒会関係の人とか...?

それとも彼女さんとか!

学校では噂になってないけど他校の人と付き合ってたりするのかも!

私は1人妄想を膨らませて興奮する。

すると皇会長は私に手を振った。

「じゃ、お子様はあいつらとクレーンゲームでもしてろ」

お、お子様…?

そりゃあ、あなたよりは年下ですけどね!?

先程の発言といい、今の発言といい、さっきから私をからかい過ぎだよ!

大人しく待っててやるものか…!

着いていって、皇会長の弱みを掴んでやる。

私は大人しくみんなに合流するふりをして、あとからそっと皇会長の後を追った。

彼女だったら写真にでも収めよう。

私はそう企んで、スマホを用意する。

そして、皇会長は立ち止まる。

え、えっと...ここ、なのかな...?

確かに人けは無くなったし、やっぱり秘密の密会...?

物陰に隠れて相手がやってくるのを待つ。

誰だろうなぁ。

皇会長の彼女なら美人だろうなぁ。

なんて、思っているとこちらに走ってくる人影。

「ごめんごめん、少し遅くなった!」

え...?

ええ...!?

あ、あれって...!

「そうだな、3分の遅れだ」

皇会長はいつものように偉そうに腕を組んだ。

てっきり、とんでもない美人が現れると思ってたのに…。

現れたのは、金髪まがいの高身長男子。

「だから悪ぃって!だって限定品とか新商品とか多くてさ!」

そう、現れたのは神楽先輩だった。

え、なぜ神楽先輩と皇会長が!?

わざわざ待ち合わせる必要ある…!?

え、これは...。

神楽先輩と皇会長がアブナイ関係ってこと!?

なわけないよね!?

そんなの知ったらうちの学校の女子が発狂して泡を吹くよ!?

いや、一部の方々は萌えるかもしれないけど!!

2人のラブラブなんて見てられない…!

「人に見られたら不都合なのはお互い様なんだから時間は厳守してくれ」

皇会長が注意するように神楽先輩に言う。

神楽先輩は素直の受け入れたように頷いた。

ほ、ほんとに何が行われるんだ...?

「じゃ、今月分だ」

皇会長が、神楽先輩に茶封筒を手渡す。

え、これって...。

ええええええええ !?

私は驚いて目を逸らした。

これってみ、見てはいけないものでは...?

アブナイ関係ではなくて危険な関係だった!

あの封筒って...。

絶対お金動いてるよね...?

黒い、黒いよ!

大人な関係だわ!

「ん、確かに受け取ったぜ」

神楽先輩が茶封筒を掲げる。

いや、掲げないで!

あんまり見せないでぇー!

「じゃ、あんま長居するのもあれだし、合流するか」

そう言って、皇会長が振り返る。

や、やばいこっち来る!

私は一足先に戻らせてもらおう...。

そう決意して、そそくさとみんなのいるところに戻る。

例の3人は未だに勝負を続けているし、蓮くんも相変わらずスマホを見ていた。

ああ、なんだここ。

なんか、安心する。

いつもの光景すぎて安心する...!

すると皇会長と神楽先輩も戻ってきた。

うっ、今はちょっと気まずいけどバレないよにしないと…。

覗いてたなんてバレたら皇会長怒るだろうし…。

闇に触れるのはちょっと怖いし…!

「まーだやってんのか、あいつら」

そんな私の考えをよそに、皇会長はいつもどおりの調子で顔をしかめた。

私はぎくっと体をこわばらせる。

い、いつもどおり、いつもどおり…!

「そ、そーですねー」

ああ、めっちゃ棒読み…!

めっちゃ顔ひきつってない!?

これじゃバレちゃう…!

「…?白雪、腹減ったか?これ、食うか?」

そう言って、神楽先輩が自分の戦利品を一つくれようとする。

いや、今は食べ物なんて喉通らないよ…!

無理です…!!

「だ、だいじょびでし…っ!!」

か、噛んだ…!

完全に動揺してるのバレバレだよ…。

私、下手くそすぎない…?

「お前、なんか隠してる?」

皇会長がジト目で私を見つめてくる。

うっ...、さすがに鋭い...。

でもバレる訳には...!

「え、まさか―」

神楽先輩が目を見開く。

うわ、まさかの神楽先輩にバレた...?

それはそれで...。

「お前、数量限定のあのお菓子手に入れたのか!?俺が来た時には売り切れで...。それを独り占めしようとしてるんだろ!」

あ、頭がおめでたいお方だ...。

どうなったらそうなる...!?

ていうかそんなに食い意地張ってるのあなただけですから!

「ち、違います!」

私は神楽先輩の考えをはっきりと否定した。

なぜ、こんな考えの人が...?

いや、これも計算のうち...??

もう何も信じられない気がしてきた...。

「違ぇだろ、どうせお前見てたんだろ」

皇会長の指摘に肩が再びびくつく。

うう...、ば、バレた...!

いや、ここは知らないフリ!

「な、何をですか!?知らないですねー」

私が目線を逸らすと皇会長は顔を覗き込んでくる。

み、見ないでください...!

あなたを黙せるほど器用じゃないです!!

すると皇会長はふっと笑って言った。

「そうだよな、見てないよな。俺が神楽になにか渡してるところなんて」

私は否定する最大のチャンスだと思った。

皇会長に信じてもらえる!

ここで押さねば!

「そ、そうですよ!私、皇会長が神楽先輩に茶封筒渡してるところなんて一切見てません!!」

私の言葉に皇会長はため息を吐く。

神楽先輩は頭を抱えていた。

あれ、私言っちゃいけないこと言っちゃった...?

「見られたかぁ」

神楽先輩がやらかしたという風に言った。

やっぱまずいことだったんだ...。

私、抹消される...!?

「はぁ、仕方ねぇな。おい、あいつらには言うなよ?」

皇会長が湊達を指さす。

私はこくりと頷いた。

もうこうなったらあなたの言うこと全て聞きます...。

「別に怪しい金じゃねぇよ。バイト代」

ば、バイト代...?

予想外の言葉に私は困惑する。

そ、それは神楽先輩が皇会長の下でなにか仕事をしてるってこと?

「うーん、たぶん今白雪が考えてるのも違うと思うぞ?」

神楽先輩が私の思考を見透かしているみたいに言った。

ち、違うの...!?

じゃあ、どういうこと!?

「城波周辺の治安を守る手伝いをしてもらってるんだ」

ち、治安を守る...?

この見た目で治安守るとか可能なんですか?

逆に乱しそう...。

「この見た目の不良がいれば無駄にヤンキーを気取るようなやつとかほかの生徒に手を出すような輩がいなくなるだろ」

皇会長が言う。

えと、それはどういう...?

私の理解力が追いつかない...!

「要するに俺にやられるのにビビってヤンキーが誕生しないってことだな」

神楽先輩が分かりやすく説明してくれた。

な、なるほど...。

確かにそれはそうかも。

「本当は黒染めしたいんだけどな」

神楽先輩は金髪を触りながらそう言った。

目立つし、就職とかにも関わるもんね...。

で、でもそういうことなら断ってしまえばいいのでは...?

「うるさい。料理代、賄えなくなるんだろ?」

皇会長が神楽先輩を刺すような視線で見つめる。

あ、なるほど。

あの料理代はこのバイトで賄ってたのか...。

「そうなんだよなぁ。小遣いじゃ足りないし、親から出してもらうのは違うし...。料理はしたいしなぁ」

神楽先輩が悩みながらため息を吐く。

それでも料理は諦めきれないんですね...。

情熱がすごい...。

「髪の毛、地毛のままでいればいいだけなんだからこれほど効率的な金稼ぎはねぇと思うけどな」

皇会長がふんと鼻を鳴らす。

神楽先輩って地毛だったんだ...。

って、そんなことはどうでも良くて!

「だから、このことは誰にも言わないでくれ」

神楽先輩がお菓子を抱え直しながら言った。

ひ、秘密にしなきゃ行けないんだ...。

私、そういうの苦手なんだよね...。

「なんも考えずにいたらいいだけだろ。街で1番の不良が料理のための金稼ぎでやってるってバレたら面目立たねぇからな」

そ、そうだよね。

今まで通りいたらいいんだよ!

知らなかった頃と同じように!

皇会長もたまにはいいこと言うよね。

本人に言ったら殺されそうだけど...。


「おーい!2人も参加しないかー?」

湊がこちらに向かって手を振る。

神楽先輩と皇会長は目を見合わせてため息を吐いた。

この2人、なんだかんだ仲良いよね。

「仕方ない。行ってやるかぁ」

神楽先輩の言葉の皇会長も仕方なさそうに頷く。

そして、なんだかんだ優しいよね。

みんなわかっている気がする。

「おい、なんだよ」

この2人と一緒にいれば。

本当に悪い人たちでは無いって事。

みんな、わかってるはずだよね。

「このボクシングマシンで1番いい数字出せた人が勝ちっすよ!」

またくだらないことを...。

でも男子ってこういう勝負事好きだよねぇ。

私にはよく分からないけど。

「なんのための戦い...?」

「なんだろね??」

大和と葵ちゃんは首を傾げている。

ね、わかんないよね。

すると蓮くんがおずおずと手をあげる。

「し、白雪先輩をかけての勝負らしいです...」

わ、私...!?

私をかけてってどういうこと...!?

嫌なんだけど...!!!

「白雪、見ててくれよ!」

い、樹くんまで...。

もう、人のことなんだと思ってるの!

私は腕を組んだ。

「私、こんな勝負にかけられても嬉しくないからね!」

私が言うと、湊がワクワクしたように私を振り返る。

な、何...!?

何を思いついたの...?

「じゃあ、俺のボクシングジムに来てよ!かっこいいところいっぱい見せるよ!」

湊は拳を握りながら私の目を見つめる。

と思ったらシャドーボクシングを始めた。

い、いや、ここではやらないで?

「ダメっすね〜、杏センパイにはそういうの響かないっすよー」

悠真くんが湊をからかうように言う。

私はその言葉に首を傾げた。

な、なんでそうなる...?

「私、行きたいよ?湊のボクシングジム」

私が言うと、みんなの視線が私に集まる。

あ、あれ...?

私、そんなにおかしいこと行ったかな...?

「え、だってこれにはあんなに冷めた表情を...」

神楽先輩がボクシングマシンを指さしながら言った。

あれ、そんな冷めた表情してたか...。

そんなつもりはなかったんだけど...。

「こういう、ゲームとかには興味無いけど湊が一生懸命やってる事には興味あるかも」

私が言うと、みんなはさらに首を傾げる。

頭の上にははてなが浮かんでいるみたいだ。

そ、そんなに...?

「わかんねー...」

私は神楽先輩と皇会長のことが疑問で仕方なかったけど...。

どうやらみんなの中では私についての疑問が深まってしまったようです。

私って、そんなに変わってる...?

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