第29話 失礼極まりない返信

 年末調整の書類を、何一つ不備なく完璧に揃えて提出する人というのは、J会社の社員だとおそらく・・・・3割?4割程度かな。

 そんな感覚。

 どこかしら、何かしらが間違っていたり、記入漏れがあったり。

 どうしても本人に修正いただかなければならない場合は、書類の本紙をお返ししてしまうのだけれども、メール等で確認が取れてこちらで修正可能なものであれば、こちらで修正してしまっていたりします。


 返したら最後、返ってこない書類も、あるんでねっ(+_+)

 まぁ、そんな場合には、もう自分で確定申告せいっ!と、伝えてしまう場合もありますが。


 さて。

 私はある時、入力漏れがあった項目について、J会社のとある社員に確認メールを送信しました。

 一応、ひな形メール的なものはありますが、それでも、その中の個人情報は入力しなければならないし、それなりに時間はかかっている訳です。


 ところが。


 送られてきた返信メールには。

 漏れていた項目が記載されていました。


 挨拶もなければ署名も無ければ、『すみません』の一言もなし。

 おまけに、記載されていたもの、また間違っていたし。


 ・・・・これはもしや、あわてんぼさんで、本文入れ忘れて送信したパターンか?


 と、良い方に考えて、「誤っているようですので、正しい情報をご確認のうえ、再度ご返信ください」と返したところ。


 またも。

 誤っていた(もともとは、漏れていた)項目が記載されていました。


 確信犯だよね。

 つーか、なにこの失礼な感じ。

 お前のためにどんだけ余計な時間使ったと思ってんだよ。

 お前の給料からこの対応にかかった人件費引いてやろうかっ?!


 と、思いました・・・・


 いるんですよね。

 こう、人をひととも思わない、やってもらって当然、みたいな人。

(自分が間違っていたとしても!)


 サイテー。

 ブラックリストまでは行かないけど、周りの仲良しに言いふらしてやったさ。

 ふふふふ・・・・・

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