終宵

終宵しゅうしょうの色にまみれる白日はくじつもとを過ぎ


残存ざんぞん、一抹の懸想けそう褐返かちかえしに染まる


逡巡しゅんじゅんまよいのくら安寧あんねいに身を委ね


ただ蕭条しょうじょう、裁きの黎明がおとなうを拒む






(時々メモから発掘される大昔に書いた文が、漢字多くてびっくりしちゃった。使ってない脳味噌仰天ですわ。)


終宵・・・夜もすがら、夜通し。

褐返・・・全体を深い藍で染めた色。別の色で染めた上を更に一面に藍をかけた色。

紕い=迷い

蕭条・・・周りの風景が物寂しいさま。


音には色がある。騒がしい音と色にあふれた昼間が過ぎて、夜を通し。

昼の名残りを残した風景が闇の色に紛れる。

あれこれ思い返してああでもないこうでもないと益体もないことを考えながら。

殺風景な風景の中で、このまま朝が来なければいいのになあ、とか思ったり。


(……みたいな詩でしょうか。

誰が書いたんだって、自分でした。(*ノω・*)テヘ)

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