第3話 ロイヤルガーデン商店街
朝っぱらに銃を使ったせいもあっていつもより
「ミルクがない、残りの食料は…リンゴが3個とチョコレートバーがワンダースとトマトペーストが瓶半分か、冷凍のパンはたくさんある」
「缶詰も仕入れる必要があるな、今日はロイヤルガーデン商店街には行きたくないな」
ロイヤルガーデンホテル商店街は私の住んでいるアパートの裏にある建物と『スワンプケンジントン地域ヘイストストリート』を挟んだ場所にある ホテルは薄汚れているが食べ物から服、武器に加えてクイーンズ銀行ロイヤルガーデン支店、ドラッグストア薬屋 自警団勧誘場(奴隷斡旋所)ハローズのジジイ達の喫煙所(憩いの場)などがある小さなショップモールになっている。
ホームレスがうろついていることもあるので屋台などはない。
私の住んでいる地域は昔は
今日は金曜日だから薬屋が賑わう日だ。なぜだかホームレス達やハローズの連中は薬を買うことに金を惜しまない。連中は二階のクイーンズの
金曜日のスワンプケンジントン通り沿いの店の前は
今日の食糧を我慢するわけにはいかない、夜中に二十万ドルの仕事があるから必ずアレを飲んでおかないと依頼人どころか自分の身も守ることができない。
前のベロニカが持っていたセントラルタワーマンズ
私はリビングのベッド兼ソファーに投げてあったガンベルトを腰に装着して窓の外を見た。若干ではあるが葉っぱの朝市の賑わいが遠くで響いている。
北西15キロ先のハローズ
「忙しい日になるな」
私は銃の残弾を確認した。
「五発」
ガンベルトについているミントタブレットケースよりも少し大きい銃弾入れを振って重さを確認する。ガラゴロと音がした。
「こちらには六発、銃弾も買っておくか」
ベロニカは
「さっさと片付けるわよベロニカジャスミン」
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