概要
現代で培った営業スキルを武器に異世界を生き抜く!
美しい酒場の女店主、凄腕の女剣士、対人恐怖症の魔法使い、ガチムキ料理人……
個性的な面々に囲まれて過ごす日常はやがて、大きな事件へと巻き込まれていく!?
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!様々な背景をもつ登場人物との関わりが、非常に緻密に丁寧に語られています
主人公スガワラさん、とても穏やかな営業マンがなぜか異世界へ。
そこで出会った居酒屋主人のラナさん他、彼を取り巻く登場人物達は皆個性的で謎を秘めています。
そして、最大の謎は異邦人であるスガワラさん自身でもあります。
彼等の身の回りに起こる出来事、そして現代の営業スキルで依頼を解決していくうちに、謎がだんだんとあきらかになります。
何故スガワラさんは異世界に来てしまったのか、何故ラナさんは……?
これは彼等が、再び前を向いて歩いてゆくための物語なのでしょう。
そして、お仕事に追われる毎日を送る私達にとっても、きっと『幸福』を感じさせてくれると思います。 - ★★★ Excellent!!!知識と機転は最強の武器!
続編の「閃く星は空を翔ける」から今作に入り、まだ読み始めですが、
主人公「スガさん」の優しく機転の利いたキャラクター、情景が浮かぶ文章にあっという間に惹き込まれました。
知識チートとは少し違い、異世界人とは少し違った視点を持つスガさんが、
現代で社会人として身に着けた営業スキルと持ち前の機転で問題を解決していく、
「なるほど!」となる作品です。
今作を読んだ後に続編を読むと、周囲の登場人物(序章から)にニヤリとしてしまうのかと思います。
逆に続編から今作に入った方は各登場人物のバックボーンを知ることが出来て思わず読み返したくなってしまいます。(私はこちらです)
各話が綺麗に区切られて…続きを読む - ★★★ Excellent!!!富山の薬売り
単なる薬売りのお話しではなかったのですね。
で、私の思い出話。私の子供の頃。まだ、富山の薬売りさんも「パンツ屋(下着の訪問販売)」さんもいました。
ウチは、八百屋をやっており、たまに来る物売りさんは、座敷に上がり込んで、ウチのお客さんや私たちに売っていました。「紙風船」なるオモチャをくれたけど、今で言う「販売促進」だったのかな?お話しが上手くて、なかなか粘るので、母も仕方無く買っていました。迷惑な部分もあるけれど、母の話術は、物売りさんに学んだのかも知れません。
今の母は、眠り姫になってしまったので、そういう昔話も出来なくなりました。
自分の作品を読んでくれる人がいることは、非常に励みになり…続きを読む