【恋の短文シリーズ】夜な夜な変身ヒロインコス着た、好色愛人【全身性感】アナテラスと名乗る変人が部屋に忍び込んで誘惑テレパシーにツッコミを続けるが…もう(夜)遅い(からやめてくれ)
俺の夏休み 8月7日の悪夢〜キレたらキレたでメンヘラ物語(長い)を発動…畜生!無敵かよ!!
俺の夏休み 8月7日の悪夢〜キレたらキレたでメンヘラ物語(長い)を発動…畜生!無敵かよ!!
※途中から入るアマテラスの一人語りは全部ヒロの脳に響いてます。
@ヒロ視点
堪忍袋の緒が切れた。なんせ寝不足が酷い。
毎晩毎晩、俺の部屋で
まず、昼のうちに藤原警備を潰した。
道場の更衣室で廃病院のマネキンと一緒に紐で縛り付けて転がした。
それだけにしようと思ったが「ちょっとした冗談で怒るな」という言い訳にブチ切れて虫をばら撒いて来た。何か叫んでたけど知らん。
問題はアナテラスだ、俺はタツとの試合然り「これクリア出来ないだろ?」っていうゲームを攻略するのが確かに好きだが…アマテラスはちょっと攻略が難解何だよなぁ…タツと同じ性能らしいけど…
なんか何やっても喜ぶ感じ…参ったなぁ…そもそも俺はゲームとかスポーツの難しい課題が好きなだけで…
まぁ色々用意して、行き当たりばったりでいいやと思いながら夕飯食べた後ベットの下を見たらアナテラスがいた。
なんか「クフ♥ネタキュンノ、メイキュウニ、オカサレルゥ♥」とか言ってるから多分妄想の世界なんだろう…今のうちにやるだけやるか…弱点がタツと同じなんだよな…
自分でも嫌だけど…ネコがコレっていうから…そうだよ、ネコが言ったんだよ、弱点だって…俺だって嫌だけど…誰に言う訳でもなく、言い訳しながら俺は開始した。
途中タツの視線を感じたが拘束してるから大丈夫な筈だ。
@タツ
メントレしといて良かった…あんな雑な拷問無いよヒロ…虫が一杯入った虫かごを顔に適当にひっくり返してボルチオキックってもう、昭和のヤクザか炭坑夫か外道の仕業だよ?
しかしヒロの監視が無いのは助かった…なんか急いでいたのか縛りが雑だったからすぐ抜けた。
それにしても一体何をするつもりなんだ?まさか…浮気?
ヒロが自分からする訳ないからな、許さんぞ眼鏡と思いながらヒロの部屋を覗く…バレないように…そこには恐ろしい光景があった。
私が先日置いていった百倍浣腸を変身眼鏡のケツに少しいれ、皮を向いた山芋で尻穴の蓋をした。
その後、虫をセットしたりバッテリーに繋げて電気流す準備してる…それ私仕様だけど…本気?
メイン攻撃をまるで準備みたいなノリでアレをやるあたり、客観的見るとやはりヒロは頭がおかしい。拷問エキスパートだ。
私は観察を続けた、突入するタイミングを間違えると巻き添えくうからな…一日で拷問2回はキツイし。
「えっと、コレで小便かけるんだっけ?」
『クアァッ!?意識が現世に!ここは!?コレは!?根多君!?ヒィ!?妄想現実逃げ場無しっ!?ネタキュンシュ!現実はヤバヒっ!』
「始める前にさ…何でこんな事するんだい?せめて理由を教えてくれよ…アナテラスってなんなんだよ…」
「わ、私を…?」
―――――――――――――――――――――――
自分を語る…程、愚かな事は無い。
だが…目の前で絶対的な存在が、笑顔で己が全てを晒せと言われたら…端的にわかり易く…明朗に話さなければならない。
それが支配されているものの喜びなのだから。
過去、江戸時代の御伽衆とはこの様な心境であったのだろうか?
全身を縛られ脱力し…全能と言われた能力、異能も出せず…圧倒的強者の前で…ただの女で…いや、まるで初心な少女が…畏怖し恋い焦がれた相手に…正面から首を捕まれ持ち上げられ…問われた。
『貴様は何者だ?』
問われた――これは私の告白、愛の告白。
足先から液体が垂れる…まるで恋愛物語のワンシーン。
根多君―――――――好きです
全身から液体を垂らしながら…私の胸の高鳴りを覚えた。
生まれ、そして意識が芽生えた時、私は近畿地方の、とある村の巫女であった。
現代において有り得ないと思われるが、田舎には未だに現人神を信仰する村は多い。
私が現人神…否定はしない、何故ならば思考と想像の範囲ノ事は全て出来たからだ。
だから村人は思ったのだろう…神が生まれたと。
力を遣い、村にある可能な限りの文献に目を通す…この村の現状と外の世界は剥離していた。
出る事は簡単だ…誰にも私を止められないのだから。
いつかは外に出る…その為に力を蓄える…まだ生まれて10年、まだ足りない、と思った。
だが機会は外から突然やってきた。
手際よく村を占領し万全の状態で私に1人で会いに来た。
全身が黒の女…それは名乗った。
『私は来栖川棺、貴様と違い無能だが貴様と違い無意味ではない者だ。貴様に意味をやる。だから私に能力をよこせ』
私を無意味と?そういったのか?
面白いな…いずれは出るつもりだったが気が変わった。この女について行ってみるか。
そして…遥か彼方の記憶…破壊と今生の出会いを果たした。
破壊との記憶、覚えているのは一世代前。
記憶にある私とは、天戦天女・天照という。
4人の異能を越える力、権能を持つ天女達。
天女達…特に天獣と天賢は死王を愛していた。
しかし…死王という異能の王に無自覚に魅了されている事を知る、それを操るは側仕えをする破壊という情報を得た。
異能殺しと呼ばれる皇と手を組み、皇と軍は死王に、天女は破壊に挑んだ。
その天女の中でも武と戦、特に私の『戦』は、臨機応変な戦いが出来る。
異能の七色の乗、七色の異能を四段まで掛け合わし混ぜて繰り出す七の四乗の能力、つまり千を越える異能が使える異能特化の権能。権能である私は…単騎で破壊に挑んだ。
千ノ異能を持ってしても…記憶に残る破壊は赤子をひねる様に私を壊した。私は無惨にも仲間に救出され一命をとりとめた。
千を誇る異能も破壊にとっては児戯であった。
その後、鬼と呼ばれる数人のおかしな種族が現れた。鬼は見た事がある。死王の友と言われる化け物だ。
曰く、破壊に会いたい、破壊を知りたい、破壊されたいし、破壊したいとか意味がわからない事を言っていた。
勝てる見込みの無かった我々天女の四人は藁にもすがる思いで破壊に鬼をぶつけた。
ここから先は説明が難しいが…端的に言えば時間かけて…犯したのだ…破壊の神を…
ある赤鬼の長が破壊とまぐわい続け数ヶ月…
破壊は名前の如く自壊した。その隙をついて天賢の技術を用いて封印した…が伝承と現実は違う。
皇と死王が相打ちしたのは確かだ、しかし魅了等はかかっておらず本当に愛していた事を知った天獣と天賢は自ら命を断った。
天武は山に籠もり、私は…鬼を追った…
破壊と鬼の闘いは今でも目に焼き付いている。
ただ突っ込む硬い鬼、再生速度が異常に高い鬼、攻撃的な鬼、破壊はその鬼達を薙ぎ倒す。
その中で1人だけ…ジーッと赤黒い目で破壊を見ていた鬼がいた。
私は他の天女と違って死王にはあまり興味なかった。最初、自分は魅了が効かないのではと思ったが…そして私は死王より赤黒い目と肌をした目の前の鬼が気になり問うた。
『破壊は…どうですか?…貴方は…何を…考えているのですか?…』
その鬼が他の鬼に…そして私に聞こえる様に呟いた…
『アイツ、メンタルだな、メンタル面が弱いぞ、脳破壊だ、メンヘラにしちまえ、どうせ死なねぇんだ、精神病院送りにしろ、将来は景色が綺麗な病院で車椅子で崖から落ちるだ。あぁ、えっちは俺、やるから。初めては破壊が良いから…』
私は分からなかった…何を言ってるのかも…破壊を破壊する術も…。だから破壊と鬼の会話を聞き漏らさず記憶する…とうとう破壊を拘束した。
リーダーの赤鬼が動いた。おもむろに始めた。
初めてのリーダー最初は「アレ?アレ?」とか言っていたが徐々に慣れていった。そして…
「破壊…お前は死王が好きだ。しかし俺にNTRされた。よがってる姿をNTRビデオレターで送る。だが…狙いは死王ではない…破壊、お前だ。お前が『好きなのは貴方だけなの!信じて!』と言いながら擦り寄りビデオレターを見た死王が『あんなによがってたじゃないか!』と怒りお前は脳破壊だ!どうだ?」
「いや、どうだ?と言われても死王とはそういう関係ではない…それより鬼、お前の事が…好きに…♥」「駄目だ!死王と破壊はそういう関係だ!なんでわからない!お前は馬鹿か!…むしろ死王と関係を再構築しろ!そして俺をざまぁをしろ!頭を使え!」
「いや、だから再構築とかない、友達だから…それより鬼…お前を愛していて…「やめろって馬鹿!話きいてんのか!?悔しいけど感じるって言え!」
「お願い!もっと酷い事していいから♥アタシだけを見「そういうのやめろって言ってんだ、もっと俺を貶めろ!なんで裏切ったんだ破壊ぃ…って言いながら俺に泣かせろこの野郎!」
意味が全然分からなかった…だか、封印のタイミングを見定める為に…私はずっとまぐわいを見続けた…気が狂うかと思った…いや、狂っていた。
気付けば鬼の尻穴に顔を突っ込んでいた…
「おい!馬鹿やめろ!俺はそういうのじゃない!俺はノーマル!行為中に卑怯だぞ!うぁ、前後運動が…」
「そうだ!貴様、アタシと鬼の逢瀬をじゃますりゅな♥うしぇろ!♥」
「分かりません!私も気付けばこうしていました!私にもお慈悲を!私にもおこぼれを!」
「やかましい!やめろ!俺は穴のルールは守る、鬼だから日本人、日本人はあくまでフロントミッションホール、バックドラフトホールはアメリカ!」
そうして私は彼の後を追う旅を…
―――――――――――――――――――――――
@ヒロ
聞いていて頭痛がした。馬鹿の創作馬鹿話を脳内に直接送り込む…鬼は俺だと言いたいんだろう?
そんな歴史あるかボケが!そういう目で俺を見てたんだな?
何で現代語訳されてんだよ…てかNTRビデオレターって訳せないだろ!?
嘘ばっかつくんじゃねーよ、そんなに貶めたいか俺を!?
この野郎!タツと同じ目に合わせてやるこんちくしょうめ!
――――現代でもほぼ同じ事をしているのでは?それが私の愛する鬼という証拠であっ!?―――――
@タツ
ヤババ…ヒロが始まった…アレ、ヒロ鬼だ…客観的に見ると凄いな…あんな目にあわされるのか…背骨折れるんじゃないかってぐらい反ってるし、マスクで口塞がれてるけど凄い雄叫びあげてるだろアレ…けど平気か?死なない?まぁ平気か。
でもとばっちりは叶わんな、早い所逃げよう…ちょうど眼鏡も変身が解けて凄い痙攣しかしなくなったし…さて、逃げよう。くわばらくわばら…
さて、覗きをやめて、逃げようと思ったらふと携帯が鳴った。携帯を見ると着信が…
根 多 博 之 ヒロ♥
「は、はい、もしもし…た、タツですよ!」
「逃げるな」
「いえっ!?そんなこたフガッ!?」
窓から伸びた手が…私の口を塞いだ。
※ご想像におまかせします。本編が進まない…
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