第2話 親友

私は弓尾鈴奈。中学一年生です。


親友もいるし、妹や親とも仲がいい、普通ながら幸せな生活をしています。


でも、そんな私にも悩みはあります。


それは、幼いころから見ている悪夢です。


もちろん悪夢を見ない日もありますが、それもせいぜい週に1,2回ほど。


だから私は寝るのが嫌いです。


だからいつも睡眠不足のまま学校に行くので、あまり授業の内容が入ってこないのです。


そしていつもの昼休み。


ぼーっと本を読んでいると、いきなり私を呼ぶ大きな声が聞こえた。


「あれ?鈴奈ちゃ―ん!何してるの―?」


「あれ?暁海ちゃんどうしたの?」


あくびをしながら、声のほうへ向かう。


彼女は神藤暁海。私の親友だ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る