4 早坂進一

 視界が狭まってきた。使い果たしたグリコーゲンは、人体最大組織、大腿四頭筋の筋束をひねり絞ったとしても、もう一滴たりとも残されていないはずだった。

 タンニングされた黒色のはずの全身は、製粉された粉を吹きかけたように白々としていた。低血糖症の症状だった。

当たり前だった。この五分間のあいだに、早坂が繰り出したストレートパンチやエルボードロップの数は、三百発を優に超えていた。その証左が、周囲を血反吐にまみれて倒れ込んでいる半グレの男達だった。それらの「凶器」によって倒された標的たちだった。

 しかし彼らと共に、凶器を繰り出した早坂進一自身もうつ伏せに倒れ込んでいた。目的を達成した直後、力を使い果たしてくずおれたのだ。

(このまま意識を失えば、餓死する)

 うつ伏しながら心でつぶやいた早坂は、スタジャンのポケットに右手をさし伸ばして、忍ばせてあったキャラメルロールパンを取り出した。

 視界はさらに急速に狭まってきていた。

 体内にあった4000キロカロリーものグリコーゲン貯蔵エネルギーは、全て使い切っているはずなのだ。猶予はなかった。装着していた覆面を窮屈そうに脱ぎ取った早坂は、ビニール袋ごとロールパンにかぶり付いた。引きちぎられたビニールの欠片をぷっと吐き捨てた早坂は、口の中に残った、バタークリームに浸った炭水化物の塊を丸ごとごくりと飲み込んだ。手にあるロールパンは、二口で消滅した。食べ終えた早坂は、今度は左ポケットに手を突き入れた。取り出したのは、ヤマザキのディニッシュリングだった。バタークリーム同様、かぶり付いた早坂は、

「……後は、後方支援が対処してくれる」と、つぶやいてから意識を失わせた。

 目的を達成したことに安堵したのだろうか、ディニッシュリングを咥えたままうつ伏す早坂の表情には、薄い笑みが浮かんでいた。

 ――――

 覚醒した場所は、いつもと同じグリコーゲンカプセルの中だった。ピンク色の光を浴びる早坂の口元から、漏れ出たことばがあった。

「まだ生きていた」

 今回ばかりは死んでもおかしくなかった。

 バルクアップ(筋肥大化)をいつもの二倍に引き上げた今回の計画は、いつになく無理な過食を強いられた。

 卵白二十個分を投入した4ガロンの牛乳に鳥のささ身を4キロ半。そして、ドッグフード二十缶に加えて、米や麺類、根菜等をゼリー状に煮詰めたもののバケツ一杯分。もちろん、それら全てを消化させるためには、人力では不可能だった。毎食後の仕上げには、強力わかもとの徳用サイズの茶瓶を鷲掴みにして、中の錠剤を口いっぱいに流し込んでからぼりぼりと砕き食った。それを一日のノルマにして一週間つづけたのだ。腹ばかりでなく背中までもが膨れ上がった体重は、今回のプログラムが始まるときよりも二十キログラム以上、増大していた。

 予想外だったのは、予定していたその後の減量期間が極端に短くなってしまったことだった。標的が、早坂の《ABトレーニング》計画を、何故なのか嗅ぎつけたのだ。やつらが先手を打ってくるのは間違いなかった。だから計画を早めて実行するしかなかった。そのために一週間を予定していた減量期間を二日間に短縮させた。そのことによって、今までにない過酷なトレーニングを強いらされた。当然のことながら、過食の目的は、筋肉を中心とした体内のすべての生理活動のスケールアップ。そのためには大量に摂取した栄養を、一滴たりとも無駄にしないよう、完全利用しなければならないのだ。つまり、需要と供給とのバランスは、完璧に保たれなければならなかった。

 しかし、体内で、AをBに置換するための作業時間が短すぎた。たったの二日間で、増量した分のすべての栄養分を一転してグリコーゲンに変えねばならなかった。早坂は、各種あるプレスマシンすべてを破壊させるほどのハードなウエイトトレーニングをみずからに課した。

 そればかりではなかった。高炭水化物ダイエットに必須の大量の有酸素運動は、平行して行うことが不可欠だった。しかし今回ばかりは、超大量の有酸素が必要だった。しかも短時間での……。そのためには、クラブに設置されてあるトレッドミルやステアマシンでは負荷が少なすぎた。そのために取ったワークアウトが、深夜に強行した秩父での100キロメートル山岳ロードワークだった。慣れないロードワークだったため、ゴール間近では、足の爪が破れてそこからあふれ出た流血によって、スニーカーのつま先は水たまりに突き入れた時のような感触だった。

 しかし甲斐あって、二日間で大凡十五キロの減量を成功させた。ただし無理が祟っての問題がいくつか生じていた。その内の最も深刻な問題が、血糖値が大幅に低下したことだった。「よく生きている」とつぶやいて、今回のABトレーニングの中止を勧告してきたのは、パーソナルトレーナーだった。値は、死を宣告されても誇大でないほどに、極端に低くなっていた。

 急激なバルクアップは、早坂自身の基礎代謝を大幅に膨張させていた。基礎代謝とはボイラーに例えられる。ボイラーは大きければ大きいほど、それを燃焼させる火力は、より大きなカロリーが必要となるのだ。早坂の巨大に膨れ上がったボイラーにとって、一般人がとるような通常の食物摂取量はともし火のようなものだった。小さな火力では動けない。今の早坂進一を起動させるには、より巨大なカロリーが必要だった。それがともし火程度であるならば、すぐに餓死してしまう。このままの状態でABトレーニングに臨むのは危険だった。とはいえ、早坂にとってのABとは、実戦力を身に付けるためになくてはならない必要不可欠のワークアウトだった。無理を押してでもやり遂げねばならないプログラムだった。

 アクチュアル・バトル(AB/実戦)。すなわちABトレーニングの「効果」は、何といってもその非日常性にあった。ありふれた日常生活では味わうことのできないスリルは、大量のドーパミンを体内にめぐらせて、心身のパフォーマンスを極限まで高めてくれるのだ。

 マインド・ウォーリア、脳内戦士のプロトタイプを作り上げるためには、スピリッツの限界を超えたところが勝負となる。ABトレーニングを実戦する場は、その限界を突き破ってくれる恰好の機会だった。

 ――――

「……上半身を右に捻って、身体百二十キロの重心を右から左へと移動させたことによって蓄勢を溜めた大胸筋は、女子のウエストほどにバルクアップさせた右上腕筋を鞭のようにしならせて、腕の先端で固くにぎられた拳に巨大な力積を発生させた――」

 志摩みつるは、正面のモニタ画面に映るAB中の早坂が、標的の一人を打ち飛ばすシーンを眺めながらその解説を口にした。

「おそらくは三千ニュートン、三百キログラム重超は出ていただろうね。二メートルは吹っ飛んでるだろ」

 ベッドにうつ伏した早坂が発した、くぐもった声色だった。

「まるで他人事よね。あなたが予定外に失神したお陰で、後方支援大変だったんだから。そもそも、後少しのところで本当にあなた、死んでたわ」

 呆れ顔で言った志摩は、マッサージしていた手をリモコンに向けた。モニタ画面がチャートの図に切り替わった。

「ほら、総消費エネルギー四千キロカロリーを想定した今回のABだったのに、消費したのは二百キロオーバー。餓死してもおかしくなかった」

 装着した圧電スーツから読み込んだ早坂の行動データだった。促されて上体を起き上がらせた早坂がモニタ画面に目をのばした。彼女が苦言を言い連ねているのは、今回に設計したワークアウトのプランを大幅に上回る、ハードな立ち回りを演じてしまったことだった。

「今度ばかりは負けられなかったからね」

 思い出した顔で言った早坂は、ふたたびエステベッドにうつ伏した。言い分には一理あった。一度目のABを仕損じた早坂だったのだ。今回、失敗は許されなかった。

 過剰な行動にたいして諫言のことばをつづけていた志摩が、早坂の心情を察して口をつぐんだ。そして諫言に換えて、右手にたっぷりのボディクリームを掬い取り、早坂の右大腿部に塗りひろげた。両手から伝わるぬくもりとによって、興奮していた気持ちが和らいできた。早坂は、深い息をついてから、

「たしかに危なかった」と小さく本音を返した。

 クラブが規定していたABトレーニングの標的にはいくつかの条件があった。その内最も重視していたのが攻撃能力だった。プログラム最終段階の対戦相手だった。生半可な攻撃力では不足だった。その意味で、やさぐれた半グレたちは都合がよかった。そしてもう一つ、彼らやさぐれがABの相手として都合がよい理由は、その反社会性にあった。

 畢竟、ABトレーニングとは、ストリートファイトだった。対戦の場で、傷害事象が生じてしまうことは避けられなかった。だから表立って実施できるものではなかった。つまりABは、裏社会を舞台にしておこなわれるべき特異なトレーニングだった。その点、彼らの立ち位置は都合がよかった。実施によって、思わぬ事態が生じたとしても、表沙汰になることはほとんどなかった。もっとも表沙汰になることを過剰に不安がることもなかった。その理由は、所属クラブの正体にあった。

「……ところで、今回のAB、当初の計画を相手側に洩らしたのは、君たちだっだんだよね? マッチポンプだったというわけだ」

 唐突に疑いのことばをむけてきた早坂だった。

 志摩がマッサージする手を止めた。早坂の脳裏には、六本木にある標的の溜まり場に乗り込んだときの光景が浮かび上がっていた。周囲を血糊が乱れ飛ぶ、激しいファイトの最中、標的のリーダー格が、クラブに所属するアドバンストレーナーの名を口にしていたのだ。「話が違う」と……。

「さぁ、どうかしら」

 問いかけを曖昧に返した志摩みつるだった。

「私の身体が、君たちにとっての研究試料だということは十分に自覚しているよ。それを承知で、捧げたこの身体なんだから」

 早坂の指摘に志摩は押し黙った。

「プログラムの達成項目の中には、想定外の事象に直面した場合の対応能力育成がある」

 つづけて言った早坂のことばとは、今回のABにおいて、標的への襲撃情報の洩れが、その想定外をお膳立てするものだ、という指摘だった。

「そこまでお見通しならば、私からは何もいうことはないわ。嫌なら止めればいいだけだわ」

 突き放したことばだった。早坂がそれを受け入れる訳がないと確信していたからこそ、発したことばだった。案の定、早坂は押し黙った。

 二人のあいだに立ち上った煙たい雰囲気を、志摩が、早坂の巨大な背中を、両手で叩いて、打ち払った。

 ベッドから立ち上がった早坂は、鏡の前に歩み出て、踵を床に押し付けるようにして両足をひろげ、大腿四頭筋を収縮させた。そして腹筋に力を入れながら、両腕を持ち上げ拳をにぎりしめた。さらに両拳を肘に向けて内側に傾けた早坂は、両肘を肩の高さに押し上げて、左右の上腕二頭筋を引き締めた。口の中のマウスピースを力いっぱい噛み締め、鏡の中の自分に目を注ぎこむ。彫刻で造形されたような筋肉たちが、様々に織り成すセパレーション。黒く焼けた表皮に、無数に浮き上がる血管の網目模様。……デフィニションの仕上がりは、自分自身が驚くほどだった。

「ブラボー」

 ポージングを称える志摩のことばだった。

 プログラムを開始した頃から比較して、倍増させた体重のほとんどすべては筋肉と化していた。その驚異のバルクアップを果たすためには、ハードなウエイトトレーニングと大量の有酸素運動の他に、摂取した甚大な量の食物を消化させるための消化器官、そしてその消化を促すため、大量の酸素を送り込む心肺機能の強化も必須だった。早坂が驚異的だったのは、それら全てのタスクを、ステロイドなどの服薬手段を用いずに、自己組織化のみでやり遂げたことだった。

 二年という短期間でそれを達成するには、超人的なメンタルと集中力が必要だった。

「それにしても、良く耐えたわよね。服薬管理無しで。大抵は、苦しさに耐えかねて手を出してしまうのだけど」

「……性分だよ」

 志摩のことばを一言で返した早坂だった。強靭なメンタルと集中力、その天性こそが、彼の優れた身体能力を支える核心だった。

定めた目標を獲得するための努力は、それがどんなに辛いものであろうと、否、辛ければ辛い程、むしろ目標を達成させるため注ぐ力を拡大させてしまうのだ。行為依存症にも似た、その特異な性格を的確に言いあらわすならば、「立てる目標とは、天性を証明するための道具」だった。しかし一方で、その天性は、これまでの彼の人生のなかで様々なものを失わせてもいた。

 その一つが、現役で合格した東大理Ⅲ、すなわち医学部生としての権利を、それ以前よりのめりこんでいたボクシングのために放棄してしまったことだった。そのことに対する父親の怒りは大きかった。彼との断絶を生んだ理由だった。しかも皮肉なことに、プロボクサーになる夢は、直後に閉ざされた。原因は、通っていたジムトレーナーを障がい者にしてしまったことだった。

 そのとき、自らの中に潜む凶器を感じた早坂は、ボクシングの道を絶った。その後の彼は、学部二年次後期セメスタで、情報科学工学部物理工学科に進学選択をし、4年間の学部を経て、大学院情報科学工学系の前期・後期博士課程を順調に終えた。しかし彼の、肉体鍛錬への憧憬の念は、このクラブと出会えたときに、また再燃したのだった。もっとも、そうさせた大元の原因は、当時の彼が進めていた量子コンピュータのための光集積回路、光量子プロセッサの研究について、その助成が断ち切られたことだった。

「ロードマップから外れているんだよ。君の研究は……」

 それは、早坂の存在を煙たく思い始めていた、ゼミ担当教員から投げつけられた研究助成中断の宣告だった。


 量子コンピュータとは、電子や光子等、ナノの世界にある量子の不思議な二重性(二準位系)が利用されていた。

 この不思議な二重性とは、常時波動の動きをしている、とある瞬間の一個の量子は、一か所だけでなく、その他の場所にも存在するという、実世界に住むわれわれ一般には、理解し難い現象だった。その微小世界における摩訶不思議な振る舞いを、コンピュータのハードウェアに利用したのが量子コンピュータだった。「とある瞬間の一個の量子が、複数個所に存在する」という振る舞いをハードウェアとして利用することは、コンピュータが演算処理する上で好都合だったのだ。――何故ならば、その「二重性」の利用によって、現行古典型シリコンプロセッサの基本パフォーマンス、すなわち1ビット(0か1かの二通りの可能性)が、量子プロセッサであるならば、1量子ビットとなって、理論上無限大の可能性が得られるからだった。

 つまり――古典派シリコーンの動作原理が、0か1かの二進法であるのに対して、量子ビットは、0から1のレンジの中の、そのどの準位であるかの「確率」を動作原理とすることができるのだった。

 そのことによって、量子コンピュータが一度に処理できる情報量は、指数関数的に増大することになり、古典派で千年かかる処理を、たったの五時間で処理できてしまえるのだった。

 そのことを一個の画素にして例えるならば、古典派は、微細な粒子の明滅の「明」と「暗」という、二通りの可能性であるのに対して、量子ビットは、ゆらゆらと揺れ動いているような、オパールの輝きに似た性質だと指摘できた。

 その画素一個の発色能力は、古典派のそれが、明瞭に数値化できる範囲、最大にして凡そ数千万色程度の発色数に限られるのに対して――虚数をもその演算式の中に参入させることのできる量子ビットの発色能力は――事実上、無限大だった。その威力は、量子ビットをもった画素によって、なんらかの物体を覆いつくすならば、敷き詰められた画素たちは、周囲の環境を照らす無限の光学系情報を瞬時に演算処理し、入射する光のすべてを画素内に吸収させ、なんと恐るべきことに、覆う物体を透明体に変容させることを可能とさせるのだった。

 量子コンピュータのハードウェア開発は、シリコーンチップや液体分子、超伝導回路、そして光集積回路等々、様々なアプローチが研究されていた。その中にあって、早坂が取り組んでいたのが、光子の二状態系、つまり光の偏光状態を、量子ドットとして利用した光チップだった。しかしながら当該研究は、当時、実用性の高いシリコーンチップに特化したい方針の担当教員に、煙たがられるようになっていた。それでも光チップの可能性を信じてやまない早坂進一は、断固として研究を止めなかった。それが担当教員の手によって助成を断ち切られた理由だった。背景にあったのが、早坂の研究成果が、無視できないほどの成果を発揮しはじめていたことだった。そもそも、担当教員が何故、みずからとは異なるアプローチを早坂に許可していたかといえば、見通しを過小評価していたからに他ならなかった。担当教員にとっての早坂の研究とは、研究室における活動領域の広さを、対外的にアピールするための「お飾り」でしかなかった。

 光チップを成功させるためには、それが三次元の結晶体であって、かつその結晶内において、核磁気共鳴等を利用し、そこを通る光の屈折率を変化させ、電子を通す半導体と同様、その結晶体の中に、伝導帯域(通過域)と、禁制帯域(遮断域)という異なる帯域を持つ量子ゲートを生成させる必要があった。

 フォトニック結晶体とも呼ばれる、その特殊な組成を実現させるためには、しかしながら、ナノ構造内部の光の回折・散乱・干渉を利用するため、波長の半分程度、つまり二百ナノメートルという極めて微細な生成技術を必要とした。その困難さのため、完成は、光チップの構想が立ち上がってから半世紀経った今でも、依然としてままならなかった。そのこともあって、担当教員は早坂の研究に対して高をくくっていた。対して、光チップを実現させたい早坂は、動物の生体組織、レイヤ(皮膜)がもつ自己組織化能力に着目した。つまり「バイオチップ」に可能性を見出そうとしたのだった。そして彼は、持ち前の天性――稀代の集中力を持続させて、高等、下等を問わない、様々な動物における皮膜を収集し、チップのための三次元積層化の実験をつづけた。そうして集められた被検査物が数千種にも上ったとき、これまでに知られていなかった人体の新たな部位として、二〇一三年六月に発見されていた、スーパーレイヤと呼ばれる、ヒトの眼の、角膜を構成する部位にたどり着いた。

 そのレイヤが画期的だったのは、課題だった三次元のフォトニック結晶体を、人工的組成技術を借りず、自己組織化のみで生成を可能とすることだった。そのことの合理性も、刮目できた。

 バイオチップの成功にあわてたのが担当教員たちだった。

 いずれは光チップ開発の夢を断念し、自分たちのアプローチに合流するだろうと、「泳がしていた」新人のポスドクは、しかし予想に反し、自分たちのお株を奪う事態を招こうとしていた。

 杞憂した担当教員らは、早坂が、みずからの成果を論文にまとめていたまさにそのとき、姑息な手段をもちいて研究中断を強行させたのだ。

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