第3話 事務所行き

~これまでの道筋(二話までの振り返り)

ドッキリ(彼氏じゃない宣言)されたから

金請求→配信時間になり配信開始→

配信終了→放送事故開始→特定されるような

発言連発&家庭事情も暴露→マネージャーから

連絡きた→放送事故発覚→配信閉じる→

オワタ\(^o^)/


「やべぇって絶対……俺終わったって…

ぁぁぁぁぁぁぁぁ……俺終わった………

VTuber人生終わったってぇぇぇ………」


そう部屋で叫ぶと壁が薄いからなのかドンッと

妹の部屋から壁を叩く音が聞こえた


「あっごめん……」


そう言いながらも落ち着こうとしても落ち着けない…

するとGENESISにいる母親から連絡がきた…

解雇宣言だよねこれ……聞きたくないよぉ…

そう思いながら電話に出る


「は…はい…どう…したのかな?母さん?

放送事故のことかな…?」


もうどうにでもなれという気持ちで問うと

母親が少し泣きながら…かな?こう言ってきた


「…皐…ちょっと言いたいこと グスッ があるからぁ…明日学校休んでもいい グスッ から事務所に来てっ グスッ ちょうだいぃ…」


なんか泣いてるのか分からないけど

そう言われたから本格的に解雇だと思う……

母親だとはいえGENESISの社長だ

終わったよ……おわ…おわ終わったなぁ……

……………………………ぁぁぁぁぁぁぁぁ!

怖いってぇぇぇ!!怖すぎる!!

……だけど内面学校休めるのはラッキー

なのかなと思ってしまう…

明日が怖いなぁ……


~翌日の朝10:27~


ふぅ………着いた…長すぎだよ…

1時間30分かかるのは辛いよ…

うちの家から徒歩20分で駅に行って乗り換え

等で40分 そして徒歩10分でようやく事務所

に着く 

母さんはこういう手間は面倒だから

という建前社長で忙しいから会社の社長室で

普段住み込みで働いている。休日はしっかり

帰ってきてくれてカレーとか作ってくれる

優しい母親だ。まぁそんなこんなで着いたから

中に入る。 

すると色んな女性がいて男は

1人…俺だけ そう このGENESISは

女性が「ほぼ」というか9.9割で残りの0.1割が

俺。 このGENESISは男子禁制という訳では

なくて母さんの回りに女性のVTuberが自然と

集まってしまう。そういうなろう系の

ハーレムスキルでも持っているのだろうか。

僕が来る前も来たあとも男性ライバーの

面接を常時開放してるんだけど

女性を侍らせるハーレム計画の魂胆が丸見えで

採用されないみたい……

まぁそんなこんなでエレベーター前にいる

尊敬してる先輩に声をかけなくちゃ…

そう思いながら近付くと独り言を先輩が

はじめて…まずいこのパターンは…

逃げろ!と思って逃げようとしたら

腕を捕まれてハグをされる…


「…この社長さん譲りの薔薇の匂い…💕

この匂いさーくんだぁ!!💕今日もちょいちびでかわいいね!さーくん!今日こそ

僕と結婚してくれるよね!ね!💕」


腕強い…死ぬっ死ぬっと思い足をバタつかせ


「あっごめんごめん💕久しぶりのさーくん

だから成分を補充してたよぉ💕」


「苦しいです…くるみ先輩…

やっぱりいつも通りでしたか…なんで

そんな俺にこだわるんですか…」


「だって私の性癖分かってるでしょ?💕

私がショタ好きだってこと!!

ショタ最高=私が教育係になって関係できた

さーくんこそ最高最強なんだよ!!」


「なんですかその理論……

取り敢えず外しますねー」


そう呆れながら先輩に言いながら無理矢理にでもと腕を少しずつ外す

この先輩は宵月くるみ先輩 僕が始めた頃に

色々サポートしてくれた先輩なんだけど

だんだんボロが出てきて生粋のショタ好き

(僕限定)なのが発覚 完全に出た時以来

もう隠す気無しで抱き付いたりしてくる

完全に外すと


「あ~さーくんがぁ……私のさーくんがぁ」


「あなたのじゃないですよ先輩。

僕は僕の物です。人権があります。」


そう言い先輩に袋の中の1つを渡す


「これ俺が作った500万人記念クッキーです

記念クッキーなので工夫しました。

時間あったら食べてください」


「いいの!?やったぁ~💕さーくん

ちゅきちゅき💕」


「冗談にしてくださいね それ」


「冗談じゃないんだけどなぁ……」


そう言われながらエレベーターのボタンを

押す


「500万人記念なんて嬉しい💕さーくん

これだけの為に作ってくれるなんて!

私のことが好「そうではないですね」え~

好きじゃないのぉ?クッキー

作ってくれておいてかい?」


「ですね……ですが(ドジな)先輩としては

尊敬という好きはありますよ」


そう言いながら着いたエレベーターに乗り


「やっぱり好きじゃないかぁも~💕

ツンデレさんめ💕」


「ちょっとやめてくださいよ……

俺母さ…社長に呼ばれてるんですよ…」


「あーあの事ついに言うのか!社長さん!

緊張していきなね?さーくん!!」


「えっちょっどういうこ…と……」


そう言いながらエレベーターの扉が閉じて階

がどんどん上がっていく

そしてエレベーターが開くと…

母さんが土下座してた


「皐ごめんなさい!!」


「はぇ?」


どうして…なんでこうなった……?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


最初のヒロイン

しかもドジヒロイン登場ですね はい

この子についてはいつか

もろもろ書きましょうか

何か誤字してるところあればお伝えください。

それでは!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る