第28話


「ああ、本当に済まない。」


「まあまあ

それより買取お願いできますか?」


上糸が10束で銀貨3枚。

大きめの魔石が大銅貨5枚。


銀貨3枚と大銅貨5枚か

明日から少しペースを上げてみよう!


「ありがとうございます。

親方エリクサーって安くてどれくらいですか?」


「エリクサーか。

安くても白金貨1枚以上はするだろうな。」


やっぱり白金貨以下で手に入れるのは難しいか。


「やっぱりそうですよね。」


「エリクサーなんてめったに使うことないだろう。

どうしたんだ?」


今日ダンジョン内であった事を説明した。


「じゃあ金貯めるしかないな。」


説明して、親方と解決策がないか話し合っていると


「おい、待て。

お前らはさっきから何言ってるんだ?」


「は?」


「タクトお前合成できるんだろ?

じゃあ回復薬合成してエリクサー作っちまえばいいんじゃねえか?」


確かに…。

全然気づかなかった。

確かに回復薬を沢山合成して駄目押しで魔石も合成したら

エリクサーになるかも?


「そうですね…。

全然思いつきませんでした。

回復薬って用意できますか?」


「おう、50本くらいならすぐ用意できるぞ。」


「売ってもらってもいいですか?」


低級回復薬50本を大銀貨2枚と銀貨5枚で売ってもらい

早速合成してみることにした。


低級回復薬を50本まとめて一気に合成する。

出来た物を鑑定の眼鏡で鑑定すると上級回復薬だった。


エリクサーにはならなかったか…。


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